少年写真家の見た明治日本―ミヒャエル・モーザー日本滞在記

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少年写真家の見た明治日本―ミヒャエル・モーザー日本滞在記

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  • サイズ A5判/ページ数 379p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784585222095
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C3021

内容説明

明治2年、困難に満ちた航海を乗り越え、遠くオーストリアより一人の少年が日本にたどり着いた。16歳のミヒャエル・モーザーである。そして、彼は新天地にとどまり写真家として生きることを決めた…航海の道行き、そして日本での滞在の中で書き残したモーザー自身による日記・書簡類をひもとき、時代を浮かび上がらせる豊富な写真資料と共に彼の見聞した明治初期の世界を浮き彫りにする。

目次

1 手書きの日記「東アジアに向かう旅で経験したこと」
2 書簡
3 手書きの日記
4 手書きの日記
5 旅行記
6 手書きの日記・新聞に掲載された日記
7 エッセイ
8 自伝的エッセイ

著者等紹介

宮田奈奈[ミヤタナナ] [Pantzer,Peter]
1979年和歌山県生まれ。2003年国際基督教大学教養学部卒業。2007年ドイツ・ボン大学で修士号(Magister)取得(主専攻:日本学、副専攻:中国学、比較宗教学)。2012年同大学にて博士号取得(日本学専攻)。2011年ドイツ外務省後援・日独修好一五〇周年記念展特任研究員。2011年から12年までドイツ・フリッツ・ティッセン財団奨学生。2015年イギリス・エジンバラ大学大学院社会科学系健康科学研究科で理学修士号取得(心理療法学専攻)

パンツァー,ペーター[パンツァー,ペーター]
1942年オーストリア・ザルツブルク生まれ。1968年オーストリア・ウィーン大学で博士号取得(歴史学専攻)。ボン大学名誉教授。1968年から71年まで日本の文部省奨学生として東京大学に留学。ウィーン大学日本学研究所助教授を経て、1988年から2008年までドイツ・ボン大学日本学科教授。1998年から2002年まで欧州日本資料専門家協会(EAJRS)会長。2000年よりボン独日協会名誉会長。2000年オーストリア文化勲章第一級受章、2003年『米欧回覧実記』のドイツ語訳で第五回国際交流基金翻訳賞受賞、2007年春の叙勲で旭日中綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HMax

15
15歳のオーストリアの山奥に住む少年が世界の果てにある日本へ。最初の数か月は体調が非常に悪く当時の船旅の苦労がよくわかります。途中の港もタイ以外はすべて欧米植民地の港で現地のエスニックな雰囲気が伝わって、人の日記を盗み見ているような罪悪感を抱きながら読了。「もはや今すぐにでも日本に行って、新鮮な空気が吸えたら、ということ以外の会話はありませんでした。皆、中国ですっかり疲れ果ててしまっていたからです。」「私は日本と日本人の方が中国人より1万倍好きです。」「横浜はあまり美しくありません。」2018/11/10

本の蟲

11
約150年前、明治政府と修好条約を結ぶために出発したオーストリア=ハンガリー帝国の東アジア遠征隊。遠征隊とは別ルートで帰国することになった写真家だが、その助手15歳ミヒャエル少年の費用までは用意されていなかった。船員扱いで帰国することもできたが、行きの船酔いに苦しんだ少年は拒否。日本で数年間過ごすことになる。英語はおろか母国語の読み書きも怪しかったが、日本語をはじめ多くの言葉を学び、英字新聞「ファー・イースト」の写真家として雇用されることになる。他の有名なお雇い外国人と違い、日本でも数年前まで(続2023/02/13

アメヲトコ

7
明治初期の日本写真を多く残したオーストリア人ミヒャエル・モーザーの日記・旅行記・書簡・エッセイなどをまとめたもの。「日本滞在記」というタイトルはやや語弊があり、世界一周の旅行記の部分が多いですが、それはそれで面白く読めます。地名が多く登場するので地図を入れて欲しかったところ。2018/11/12

相馬

4
最近当時の写真が大量に発見されて話題になりニュースにもなった、オーストリアの少年写真家、ミヒャエル・モーザーの当時の日記、手紙、新聞記事を纏めたもの。写真集として期待してたけど、そちらは別の本だったでござる。それでも、貴重かつ生の証言が読めて大変興味深い。今度は写真集の方も読まねば。2018/08/14

ポレポレ

0
 オーストリアから明治日本にやって来た写真家ミヒャエル・モーザーの日記や手紙を多数収録。よほど船が苦手だったのか、何度も「酔った」・「吐いた」・「体調が悪い」といった内容の記述が登場する。2023/05/28

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