内容説明
日本人の美徳を体現し、最も愛された人、西郷隆盛―思想、美学、人間関係等多様な史料から、劇的な一生をたどった西郷どんの人間像を浮き彫りにする。
目次
1 西郷どんの劇的な一生を振り返る(少年時代;郡方書役助 ほか)
2 西郷どんの人間像を把握する(外見;西郷どんの性格)
3 西郷どんの思想を検証する(『南洲翁遺訓』の読み方;天の思想 ほか)
4 西郷どんを取り巻く人々を理解する(西郷家の人々;親戚の人々 ほか)
著者等紹介
北影雄幸[キタカゲユウコウ]
1949年東京都生まれ。早稲田大学卒業。若き頃より短歌の道を志し、日本語の美しさを学ぶ。平成年代に入り、“男の生きざま”をテーマに、武士道と軍人精神の究明に傾倒し、関連書籍の出版を重ねる。『甲陽軍鑑』を、武士道をキーワードに読み解いた『実録・風林火山―「甲陽軍鑑」の正しい読み方』(2007年)にて、第25回日本文芸大賞・歴史文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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