内容説明
先人に学び、先人を越える!愛読書から得たものと批判の対比から独自の松陰思想が鮮明に浮上する。
目次
第1章 尊王論関連(『中朝事実』山鹿素行;『靖献遺言』浅見絅斎;『柳子新論』山県大弐)
第2章 国史関連(『日本書紀』舎人親王・太安万侶;『太平記』小島法師;『神皇正統記』北畠親房;『日本外史』頼山陽)
第3章 水戸学関連(『新論』会沢正志斎;『弘道舘記述義』藤田東湖;『正気歌』藤田東湖)
第4章 陽明学関連(『翁問答』中江藤樹;『集義和書』熊沢蕃山;『洗心洞箚記』大塩平八郎)
第5章 山鹿流兵学関連(『武教小学』山鹿素行;『武教全書』山鹿素行;『山鹿語類』山鹿素行;『配所残筆』山鹿素行)
著者等紹介
北影雄幸[キタカゲユウコウ]
1949年東京都生まれ。早稲田大学卒業。若き頃より短歌の道を志し、日本語の美しさを学ぶ。平成年代に入り、「男の生きざま」をテーマに、武士道と軍人精神の究明に傾倒し、関連書籍の出版を重ねる。『甲陽軍鑑』を、武士道をキーワードに読み解いた『実録・風林火山―「甲陽軍鑑」の正しい読み方』(2007年)にて、第25回日本文芸大賞・歴史文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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