デジタル人文学のすすめ

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  • サイズ A5判/ページ数 293p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784585200239
  • NDC分類 002.04
  • Cコード C1000

内容説明

デジタル技術により開かれつつある世界、その実現への道のりと運営の課題、技術革新の背後にある陥穽、そして、これからの可能性。国文学・歴史学におけるデジタルアーカイブや、妖怪データベース、電子図書館やe国宝など、めまぐるしく変化する「デジタル人文学」の環境を、実際の現場から捉え直し、人文学の未来を考える立ち位置と思考の拠り所を提供する。

目次

総論(デジタル人文学の現在―本書の解題をかねて)
第1部 デジタル環境の出現と普及(図書館が資料をデジタル化するということ―国立国会図書館のデジタルアーカイブ;だれでも楽しめるデジタルアーカイブを目指して―国立文化財機構「e国宝」;電子資料館事業の現在と未来―国文学研究資料館のデジタルデータベース構築;小規模大学での地域に密着した画像公開の取り組み―奈良女子大学「奈良地域資料画像データベース」の場合;魅力的なデータベースとは何か―日文研の怪異・妖怪関係データベースをめぐって;研究ノート 日本古典画像資料を含む主なデジタルリソース)
第2部 人文学諸分野との融合(“国文学”のミレニアム―レトロ‐プロスペクティブなデジタル元年;史料校訂に関わるデジタル環境;デジタル時代における博物館コレクションの表現―歴史的な視角から;傑作はどこへ消えた?―デジタル複製による文化財の置換問題を考える;デジタル画像における史料改竄の問題―被差別地域の地名表記の問題をめぐって;研究ノート 「ウィキ絵巻」開発記)
第3部 明日のデジタル人文学へ(デジタル・ヒューマニティーズと教育―人材育成の必要性とデジタルアーカイブのサスティナビリティー;Linked Open Dataと学術・文化情報の流通;持続可能なデジタル・アーカイブの可能性;『日本常民生活絵引』の再生―“絵画物語論”のために;デジタル社会における奈良絵本・絵巻研究;「頼政」面を溯る―能・狂言面データベースの可能性)

著者等紹介

楊暁捷[ヤンショオジェ]
1959年生。カナダ・カルガリー大学教授。専門は日本中世文学(絵巻)。デジタル技術の利用や小規模リソースの開発など、複数の実験的なプロジェクトを担当した

小松和彦[コマツカズヒコ]
1947年生。国際日本文化研究センター所長。専門は民俗学、妖怪論、シャーマニズム、民俗宗教などを研究

荒木浩[アラキヒロシ]
1959年生。国際日本文化研究センター教授・総合研究大学院大学教授。専門は日本文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たっきー

1
人文学研究のデジタル化をどう進めていくかについての論考が収められています。かなりデータベース化は進んでいるという印象です。人文学をどう科学的に扱うかを進めていくべきだと思います。2013/11/15

takao

1
☆大学では講義中に、学生がパソコンやケータイで資料にアクセスできる。 ☆黒後家蜘蛛の会 ミステリ。集団議論。 ☆VOAやABCの公式チャネルの映像のコメントもおもしろい。youtubeのこめんとしかり。 ☆ドラゴンスピーチ11Jを使い、あらあらの原稿を書いた。 ☆奥の細道を紀行文として鑑賞したり、英語の訳を鑑賞する。戦いでなくなった人の鎮魂。2017/08/21

はすのこ

1
微妙というか、これは記録である。2017/01/28

mashi

0
これが出版されてから4年間、国内に関して言うと大した進展はないように思えるな。まあ今だとIIIFの話が一番大きいんだろうか2017/03/16

kan

0
「つながる図書館・博物館・文書館」(2011)とも並行する動き。データベースのデジタル化による書誌・画像史料に加え音声動画などの総合化の取り組み進捗を一覧できた。政権交代、震災、原発などの混乱する現在においても連綿と取り組まれている文化史料の総合保存と活用に目を開かれた。2013/10/06

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