目次
あらすじで読む花散里・朝顔・落葉の宮
花散里・朝顔・落葉の宮物語
現代語で読む「花散里・朝顔・落葉の宮」
人物ファイル
後見・脇役事典
論文
『源氏物語』の水脈
文学史の中の『源氏物語』
現代から読む人物論
著者等紹介
室伏信助[ムロフシシンスケ]
國學院大学大学院博士課程修了(文学博士)。跡見学園女子大学名誉教授。著書に『王朝物語史の研究』(角川源義賞)などがある
上原作和[ウエハラサクカズ]
大東文化大学大学院博士後期課程単位取得修了。青山学院女子短期大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ユテ
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朱雀帝の女二宮、落葉の宮は、源氏物語で最も好きな女性かもしれない。作中では女三宮、雲居の雁らを引き立てる役回りばかりで、周囲の女房も頼りないし、母御息所がせわしなく心を砕く様子ばかりが目につく。尊貴な血筋なればこその弱々しい立場、こういう描写はどことなく、「男性の描く女性」という気がしてしまうのだが・・・。亡夫に愛されなかったトラウマを持ちながら、「何故か世に数ならぬ身ひとつを憂しとも思ひかなしとも聞く」。夕霧大将と同様、私もその物静かな佇まいに惹かれたのだろうか。お側で慰めて差し上げたい。そんな女性。2013/09/21
サチ
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原文と論文は何度読んでも楽しい。2007/08/03
サチ
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花散里への愛ゆえに、本屋で見かけて即買い。しかも人物のチョイスが超好み。むさぼり読む。2006/06/17
えりな
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卒業論文に使用2008/11/11