内容説明
「なんでそんなこと言われなきゃいけないんだ！」とキレる前に、どうぞ本書を読んでください。ビジネスの席で、プライベートな場で、相手の心ない発言に思わず“カチン”ときても、冷静に対処できる方法を教えます。これでもう、傷つけられることも、頭にくることもなくなるでしょう。
目次
１章 なぜ相手の発言に心を乱されるのか―まずあなたの心をガードする“思考法”を知る
２章 大声で反論したくなったときどうするか―感情的にならず、冷静に対処する法
３章 とりあえずその場を乗り切る方法―ストレスをためない知恵！“我慢”のテクニック！
４章 将来のトラブルの芽は早めに摘んでおく―「敵予備軍」を味方につける極意とは
５章 “カチン”とくる原因は自分にもあった―すぐにカッとしない自分に変わる法
６章 こんな場面ではどう切り返せばよいか―２０の実例に学ぶ、きわめつけの“実践”対処術
著者等紹介
植西聡［ウエニシアキラ］
東京都生まれ。厚生労働大臣認定産業カウンセラー。学習院大学にて主に経営心理学を研究。資生堂勤務を経て、ウィーグル研究所を設立。成功哲学を中心とした研究・執筆・出版活動を行う。独自に確立した「成心学」理論のもと、カウンセリング活動を開始。現在は著作活動を通じて多くの人々に元気を与えている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山猫
19
これまた妻が会社員時代に買った本。バブル崩壊後の客は「理不尽」が服着て歩いてるようなのばっかだったらしい。「役に立った？」「そもそも、書いてあったことが咄嗟に思い出せるような人は、何を言われてもカチンと来ないと思うよ」ごもっともでございます。2021/07/24
hanagon44
16
20の実例での切り返しが面白いと思って買った本を再読しました。なかなか，生かすことはできませんが，「相手がどんなに自信満々に主張しようが，それが正しいとは限らない。何をするのかを選んで，行動を起こすのは自分である」というだけは肝に銘じて，冷静に対処できるように努めたいなと思いました。2015/01/24
ごへいもち
6
カッとなる人には役に立ちそうだけどこういう本を書いているとなんだか滅入ってきそう2011/04/20
けと
4
常に上から物を申す人との出会いでカチンとくることが増え、読んでみた本。早い話が相手にせずにかわせと言うことなのかな。うまく交わすのが大人。わかってはいるけど、顔に出ちゃうんだよなー。まだまだ未熟っす。2017/11/19
ゆう
4
『怒りとは（他人から受ける）不当な行為を知覚したときの反応であり、他人の不当な行為を非難する気持ちである』『感情的になっているときの人間は、平常心の時の1/10も思考力を発揮できないと考えて間違いありません』確かに自分を正当化して言い返してしまうと後悔すること多し。しかもそういうのに限って中々忘れられないかも…。2013/06/14
