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ベスト時代文庫
甲子夜話異聞 もののけ若様探索帖

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784584367124
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

江戸の社会風俗から妖異な事件までを書き綴った随筆『甲子夜話』の著者・松浦静山は、若くして肥前国平戸藩主となった。妖異を感じとり、見ることのできる静山を恋いこがれる妖怪奥女中たちと江戸の上屋敷で暮らしている。物の怪に好かれ、自分の意思に関係なく、怪異な事件に巻き込まれていく若き日の静山を描いた、人情話あり、謎解きミステリーありの、ほのぼの妖怪時代小説のシリーズ第1弾。

著者等紹介

伊多波碧[イタバミドリ]
新潟県生まれ。信州大学人文学部卒業。2001年、作家デビュー。繊細なストーリーと細やかな心理描写などに定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いたろう

36
隠居後に「甲子夜話」を著した肥前国・平戸藩第9代藩主、松浦清(静山)は、若い頃、江戸上屋敷で、もののけに囲まれて暮らしていた。屋敷には、奥女中として、のっぺらぼう、ろくろっ首、お歯黒べったり、送り提灯、影女、等々、見た目は子供なのに三百歳を超えた長老、座敷わらしの太郎、そして飼い猫ミケは化け猫。旗本の三男坊に扮して町中を歩けば、もののけ絡みの騒動、珍事にぶち当たり、何故か、もののけの女子に大モテで、親衛隊のような、もののけ奥女中が増えていく可笑しさ。これはシリーズとして続いているよう。続きも読んでみたい。2016/11/29

あかんべ

5
静山の若殿時代というが、気楽過ぎ?たくさんの妖怪が出てくるが、人間臭すぎていまひとつ。2014/05/10

ネムコ

5
「妻はくノ一」のドラマを見ていたので松浦静山老が主人公ということで楽しめました。しかし、80歳とは長生きだったんですねー。飼い猫ならぬ飼いうさぎや猫又のミケが可愛かった♪2013/05/12

ueno

3
松浦静山の甲子話夜。そこで語られる妖怪たちと過ごした若様時代の話。なんで若様が妖怪に好かれるのか説明が欲しかった。作品はドタバタコメディで、さらりと読めた。2015/09/08

わた

2
登場する猫たちがかわいいです。ミケも人の言葉を話せるようになったら、もののけ奥女中たちと口論するようになるのかどんな感じになるか気になります。2017/11/11

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