内容説明
椎岡藩櫟流剛術の名手、櫟千乃介は、下屋敷の腰元、咲樹と激しい肉の交わりを持った仲だが、親友の同心、七塚彦兵衛も咲樹に惚れてしまったらしく、複雑な心境の千乃介。ある日、千乃介は七塚から、江戸の町を騒がしている辻斬り強姦魔の話を聞く。その男は身の丈六尺の巨漢で、なんと葵の御紋を身につけていた。犯人は八代将軍・吉宗なのか!?千乃介は奇妙な縁で知己となった渦中の人、吉宗と再会。陰謀の黒幕を追う千乃介の前に立ちはだかった敵の正体は…。
著者等紹介
風間九郎[カザマクロウ]
1961年、東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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