内容説明
両替商から舟の扱いと凄腕を見込まれ、庄内藩江戸藩邸へ二千両を運搬する仕事を請け負った、よろず稼業・小佐々銑十郎。途中、大金を狙って襲ってきた賊を撃退するが、金は庄内藩嫡男の身代金で、一味を討伐したことで、誘拐された若君が危険にさらされると江戸家老は激昂する。だが、誘拐事件には裏があり、銑十郎は意外な展開を見せる後継者争いの陰謀に巻き込まれることに…。好評シリーズ第2弾。
著者等紹介
笠岡治次[カサオカハルジ]
愛知県生まれ。大学卒業後、歴史関係の編集者を続けながら、時代漫画、映画作品のシナリオ、演劇脚本などを執筆。架空戦記で作家デビューを飾り、以後の作品は、ミステリー、ホラーと幅広く書き分け、江戸情緒溢れる人情時代小説が好評を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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