内容説明
不審火が続発して江戸の町には不安が広がるばかり。そんな中、裏武術の達人、櫟千乃介は、竜胆組と名乗る無頼集団から若い男女を助けたが、翌日、謎の忍びに襲われ、毒塗り手裏剣を受けて意識不明に陥ってしまう。千乃介が助けた二人の男女は南町奉行所定廻り同心、七塚彦兵衛に救いを求めるが…。手厚い看護によって傷の癒えた千乃介は、探索に当たって敵の手に落ちた愛する女を救い出すため必殺の技を炸裂させて陰謀に挑む。
著者等紹介
風間九郎[カザマクロウ]
1961年、東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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