内容説明
配合の鬼才・中島国治が再び競馬界に放つ稀代の書。日本の種牡馬と種付け、レースについての驚愕の事実。
目次
秘められた野生とコンプレックス
競馬新聞からレースを解読する方法
闘争本能を消長する“血のコンプレックス”
日本の馬産と、その隠された歴史
血を巡る4枚のカード
フェデリコテシオの秘密の遺文書
遺伝を解明する“時間”の法則
生体活性を波動する“太陽のサイクル”
スピードのベース“月のサイクル”
競走馬を形造る4種類の遺伝
“0の遺伝”のマジック
サラブレッドの生産と血の継承
著者等紹介
中島国治[ナカジマクニハル]
昭和10年東京生まれ。東京芸術大学音楽学部声楽科卒。芸大在学中にイタリアに留学し、サラブレッド血統配合の真髄に触れる。帰国後、独自に構築した血統理論を完成し、日本の生産界に絶大な影響力をもつに至る。馬券収支でオペラのコンサートを開催したことは知る人ぞ知る逸話である。平成5年に出版した『血とコンプレックス』(小社刊)は競馬ファンはもとより競馬に携わる多くのプロの人たちに衝撃を与えるとともに、血統についての考え方に多大な影響を及ぼした
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