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放射能と原発のこれから―武田先生、どうしたらいいの?

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784584133675
  • NDC分類 539.6
  • Cコード C0095

内容説明

自分の身を守るには真実と向き合うこと。被ばくと汚染の不安に中高生目線でやさしく答える武田教授の“白熱教室”。

目次

1時限 武田先生、放射能って怖いものなんですか?(本当のことを知るために何が必要ですか?;事故直後より今のほうが怖いってホントですか? ほか)
2時限 武田先生、どうすれば放射能から身を守れますか?(なぜ自分たちで身を守らなくてはいけないのですか?;政府はなぜ「デマに惑わされず冷静に」というのでしょう? ほか)
3時限 武田先生、なぜ日本は原発をやめないのですか?(電力会社が「やらせ」をしたというのは本当ですか?;電力会社はなぜそこまでして原発を動かすのですか? ほか)
4時限 武田先生、自然エネルギーは地球にやさしいですか?(電力会社は電力不足だと言ってますが、ホントですか?;家のエアコンをガマンすれば節電できますか? ほか)
課外授業 女子高生100人のアンケート(放射能と原発についてのアンケート/集計;女子高生48人の意見や疑問 ほか)

著者等紹介

武田邦彦[タケダクニヒコ]
1943年東京都生まれ。工学博士。東京大学教養学部基礎科学科卒業後、旭化成工業に入社。同社ウラン濃縮研究所所長、1993年芝浦工業大学工学部教授、2002年名古屋大学大学院教授、2007年より中部大学総合工学研究所教授、内閣府原子力委員会および安全委員会専門委員、文部科学省科学技術審議会専門委員を歴任、名古屋市経営アドバイザー。3・11以降、ブログで自己の見識を以て毎日発信し、政府、マスコミ発表に不信と不満を抱く多くの読者を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

彩灯尋

2
原発をやめたら儲からなくなる、という裏の事情から「電力不足」を掲げ、原発の停止を遠ざけているようなことが書いてあった。個々の理由ではなく、これからの人びとの安全のために考えて動いていける社会であってほしい。再生可能エネルギーの研究や普及が進んでいるので原発の代わりになるくらいに太陽光や風力で電力を供給できるようになるには、あとどれくらいかかるんだろう。2015/07/27

壱萬弐仟縁

2
はじめに でかなり深刻なことを平易な言葉で書かれている。つまり、「本当に怖い話」が「実はよくわからない」ということである。前例がないので、こうした表現にならざるを得ないが、実際、今生きている日本人をはじめとして、人体実験されているようなもので、将来、どんな症例が出てくるかは、将来世代に突き付けられる現実になるのだろう。数々の素朴な疑問から深刻なものまでの問答集といってよい本著は、日常生活から生まれる疑問が多い。事故後の法整備の無さ(50ページ)は不作為であろう。いずれにせよ、神話や嘘では信頼は得られない。2012/11/28

愛希穂

0
後で2012/05/03

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