内容説明
日本人と中国人は、肌の色が同じ黄色人種で、同じ漢字文化圏で、同じ儒教文化圏で、同じ農耕民族で米を主食とするが、似ているのはそこまでで、あとはほとんど共通点がない。よく「日本と中国は一衣帯水の関係である」という人がいる。しかし、実際の両国の文化は、地球を反対側に一周回って出会うほどの距離感がある。日本と中国を「一衣帯水」と形容するのはそろそろ止めにしたほうがよい。本書は、中国人に特徴的な(1)「自分勝手」(2)「サービス精神がない」(3)「拝金主義」(4)「大ざっぱ」(5)「飽きっぽい」の五つの行動パターンから、この「見知らぬ隣人」の素顔に迫る。
目次
第1章 自分のことしか考えない中国人
第2章 サービスが苦手な中国人
第3章 カネ教にとり憑かれた中国人
第4章 何事にも大ざっぱな中国人
第5章 変わり身が早く飽きっぽい中国人
エピローグ 日本と中国は一衣帯水ではない
著者等紹介
近藤大介[コンドウダイスケ]
1965年生まれ、埼玉県出身。東京大学教育学部卒業後、1989年に講談社入社。『週刊現代』編集次長。明治大学兼任講師(東アジア論)。1989年の天安門事件を皮切りに、『FRIDAY』『週刊現代』『月刊現代』などで、中国を始めとする東アジア報道を25年続けている。1995年から1996年まで北京大学留学。2009年から2012年まで講談社(北京)文化有限公司副社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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