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ベスト新書
間違いだらけの中学受験

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584124253
  • NDC分類 376.8
  • Cコード C0237

内容説明

週刊誌で発表される、東大合格者数などをもとにした「中高一貫校ランキング」にはミスリードを誘う罠がいっぱい!また、「偏差値」という概念を正しく理解していないことによって、受験生が振り回されることも多々ある。本書では、そうした中学受験における噂、偏った価値観、思い込み、すなわち“間違いだらけの中学受験情報”を、一刀両断する。そして、客観的な判断をするために必要な、正しい情報の見方や、志望校の選び方、塾の使いこなし方、受験生を抱える親の心得など、より良い選択の方法を提示する。

目次

第1章 週刊誌、インターネット、玉石混淆の中学受験情報
第2章 学校偏差値は操作できる
第3章 風評だらけの学校選び
第4章 中学受験勉強は、かわいそうで無意味か
第5章 塾選びより大切なのは、塾を使いこなすこと
第6章 親に必要なのは、振り回されない強さ

著者等紹介

おおたとしまさ[オオタトシマサ]
育児・教育ジャーナリスト。1973年東京生まれ。麻布中学・高校卒業。東京外国語大学英米語学科中退。上智大学英語学科卒業。リクルートで雑誌編集に携わり、2005年に独立。育児・教育に関する執筆・講演活動を行う。各種メディアへの寄稿、コメント掲載、出演も多数。心理カウンセラーの資格、中高の教員免許、私立小学校での教員経験もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いたろう

38
雑誌等でよく特集される学校ランキング。特定の大学の合格数だけでは測れない高校(上位は殆ど中高一貫校)の実力を様々な切り口で測る、それらの集計には欠陥があるということが、具体的な例でよく分かった。また「~に強い学校」というのは、多くが記事風広告であるということも言われてみればやはりと納得。学校偏差値が簡単に上下する仕組み、偏差値が、サピックス、四谷大塚、その他で違う理由もよく分かった。学校選びは数値データに頼るのではなく、子供に合うか否か足を運んで雰囲気を自分で感じるべきというのは、なるほどそうなのだろう。2015/05/05

メロディ

7
中学受験は将来世の中に必要とされる人間になるために伸ばしてくれる学校を志すこと。塾通いはかわいそうという大人は自分の勉強嫌いを勝手に投影している。勉強の価値は勉強した人にしかわからない。中学受験生は12歳にして自分が進むべき道を自分で選び取るために努力することを決意した勇気ある小学生。体験した全ての事がその人の中で長い時間かけて発酵しその人らしさとなった時初めてそれを教養と呼ぶ。結局同じ大学じゃんと揶揄する人ほど学歴コンプレックス。良い学校は学校自慢より生徒・卒業生自慢。なるほどー勉強になりました。2014/12/11

たれあ

3
何が間違いだらけなのかなと思い読んでみた。ランキングの見方などが記載しているが、そもそもランキングなんて真に受けていないので、そこまで参考にならなかった。 6年前の著書なので、内容が古い。今や中学受験の常識と言えるようなことばかり書いてあった。ただ、中学受験と向き合う時に客観的な視点に立ったほうがいい時にこの本を読むと親として冷静になれるかも。2019/06/14

Kentaro

2
親の立場ではせっかく良い教育を受けられるなら難関大学に合格できるようにと試験対策をしてくれることを望みがちですが、そもそも文化や教養を強化し人間力を強化できる教育をしているかで選ぶべきことが必須であると気づきます。2016/11/13

beckio0402

2
中学受験に対する心構えがわかる本。偏差値を見すぎると陥りやすい罠など理にかなった話だった。2017/02/12

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