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人間、このタガの外れた生き物

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584124062
  • NDC分類 469
  • Cコード C0245

内容説明

人間のように戦争したり、環境破壊する生物はいない。人類は生物界の外来種。ライオン、サル、アザラシ、魚、アリ、チョウなど、さまざまな生き物の世界から、人間世界を見てみると…。

目次

第1章 生物学からヒトを見れば(戦争する生物;あっという間に世界中に拡散した人間という種 ほか)
第2章 人間の家族、動物の家族(ライオンの「家族」構成;ニホンザルも女系伝承 ほか)
第3章 ルールを守れば幸せになる権利があるか(人間の脳の中のリアリティ;「将来が不安」な若者たちへ ほか)
第4章 生物の世界に会社はない(中年の危機;「人生八十年」時代の中年の生き方 ほか)
第5章 死ぬまでにどんなふうに生きるのが幸せか(老人はたいていガンになっている;年を取ったらウジウジ生きるしかない ほか)

著者等紹介

池田清彦[イケダキヨヒコ]
1947年、東京生まれ。生物学者。東京教育大学理学部生物学科卒、東京都立大学大学院理学研究科博士課程生物学専攻単位取得満期退学、理学博士。山梨大学教育人間科学部教授を経て、早稲田大学国際教養学部教授、山梨大学名誉教授。専門の生物学分野のみならず、科学哲学、環境問題、生き方論など、幅広い分野に関する60冊以上の著書を持ち、フジテレビ系「ホンマでっか!?TV」にも出演する等、テレビ、新聞、雑誌等でも活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAKAPO

32
生物学という視座からヒトを見詰め、動物の家族と人間の家族との比較の中から、人類の性質を浮き彫りにしてゆく一方で、政治的に歪められたパラダイムを暴き、その中で「私たちがどのように生きてゆけば幸せになれるのか」というテーマについて考える機会を提供している。池田清彦さんが社会に向ける視線はシニカルではあるが、私は久しぶりに新鮮な情報に出会えたことの喜びと、それによって開けた視界がもたらしてくれる希望と活力が涌いてくる感じを味わうことができ、帰路に寄った紀伊國屋書店で、池田清彦さんの著書を買いあさってしまった。2016/12/22

トムトム

29
喧嘩売っている?というような乱暴なタイトルですが、内容はちゃんとしています。マスコミや周囲の人間などに流されず、生物学的な人間とはどういう事か、という内容です。私も独学で生物の事を考えてきましたが、池田先生と同じような結論に達していて嬉しいんだけど、こういう本を出せている池田先生に嫉妬してしまいます!今日死んでも悔いはない、というぐらいに楽しい日々を送るための知恵が裏にある本だと思います。2020/10/30

魚京童!

14
こんな内容のない本書くなよ。2015/02/05

讃壽鐵朗

4
池田清彦こし、このタガの外れた生き物だ。難しいところにイラストを入れるべきだ。2021/03/03

takehiro

4
確かに、人間は他の多くの生物とは違うなと。ミツツボアリの話は驚いた。一個体の仲間を天然の貯蔵庫にしてしまうなんて、、。2016/01/12

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