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ベスト新書
歴史で読み解く女性天皇

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584123812
  • NDC分類 288.41
  • Cコード C0223

内容説明

女性皇族が結婚後も皇族の身分にとどまる「女性宮家」についての議論が本格化している。将来的には女系天皇の誕生にもつながるとして、女性宮家の創設に慎重な声もある。しかし、そもそも現在の皇室典範にある天皇は「男系の男子」に限るという原則が本来の皇室のあり方なのか?これまでの歴史から、男系だけでなく女性の血統も皇位継承の正統性を担保してきた事実を明らかにする。

目次

第1章 危機に立つ皇室(「女性宮家」の浮上;皇室は将来、悠仁殿下だけに ほか)
第2章 日本神話の中の女性(「神話」とは何か;「より文学的」な『古事記』 ほか)
第3章 女性君主のいる国・いない国(文明の4類型;シナ史上唯一の「女帝」 ほか)
第4章 女帝史の光と影(「女帝」前史;ヒミコと男弟 ほか)
第5章 女性宮家は伝統の再発見(危機の背景;側室不在という「構造的要因」 ほか)

著者等紹介

高森明勅[タカモリアキノリ]
1957年岡山県生まれ。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。同大学日本文化研究所研究員。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「国家観・歴史観」講座担当などを歴任。専攻は神道学・日本古代史。小泉純一郎内閣当時、「皇室典範に関する有識者会議」において8名の識者、専門家の一人としてヒアリングに応じる。現在、日本文化総合研究所代表。國學院大學、麗澤大学の講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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