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ベスト新書
老いる覚悟

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  • サイズ 新書判/ページ数 172p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584123300
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0295

内容説明

日本は超高齢化社会を迎えようとしています。東日本大震災や福島第一原子力発電所の事故をみてもわかるように取り残されるのはいつも老人です。もう国や社会には頼れません。これからの老後をどう生き抜くのか、真剣に「覚悟」をもって生きていかなければならなくなりました。覚悟とは決意の凝縮です。今までの人生の経験を凝縮し、明日に立ち向かう心構えのことです。では、どのような覚悟が必要なのか、どうすれば覚悟ができるのか。本書にはすべての答えがあります。

目次

第1章 覚悟の時代がはじまった
第2章 覚悟ある老いと覚悟なき老い
第3章 老いを迎えるのに必要な覚悟
第4章 老いとがっぷり向き合う覚悟
第5章 老いとは孤独であると知る覚悟
第6章 老いを友として生きていく覚悟
第7章 余生でお金とつき合う覚悟
第8章 歳をかさねても健康である覚悟
第9章 生涯現役で生きていく覚悟

著者等紹介

森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年、埼玉県熊谷生まれ。青山学院大学英米文学科卒業。ホテルマンとして働きながら執筆をはじめる。1969年『高層の死角』で江戸川乱歩賞(第15回)、1973年『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞(第26回)を受賞。2011年『悪道』で吉川英治文学賞(第45回)を最高齢(78歳)で受賞。俳句にも造詣が深く、近年、写真と俳句を合体させた「写真俳句」に力を入れて、旅行や散歩のときもカメラを持参している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

団塊シニア

35
本書にもあるように平凡な毎日であっても昨日より今日、今日より明日こそ違う一日にするぞという覚悟こそ人生に活気を与えるのかもしれない…。2013/09/16

Willie the Wildcat

16
(森村氏は、中学時代に読んだ推理小説以来かな・・・。)人生の節目。人生を見つめなおす際のヒントが一杯。無論、自分の軸が選択基準。印象に残るキーワードは”未知”。心身や環境の変化。時に、受け入れる(あるいは”手放す”)思考も重要。試行錯誤の繰り返しで変化に適応、あるいは新しい生活スタイルを見出したいと感じる。”余生”か・・・。響きが若干否定的に聞こえるが、それまでの時間に対するご褒美。「年寄りの冷や水」、(程度の問題はあるにしても)大いに結構!2012/12/31

Go & Mocha

4
50才を目前に覚悟して行動したときの自分の気持ちを思い出しました。人生七掛け!いや五掛けくらいで考えて自分に正直に希望と執念を持って生きるべきと改めて感じた一冊でした。2019/02/18

ひとみ

4
遠くない老後のことが気になり読んでみました。森村氏、久米書店に出演されてて、とても感じの良い方だと思いました。昔は老後はなかったが今は20年余ある。定年後、何をしてよいかわからず環状線に乗って一日時間を潰す老人もいるが、趣味や新たな仕事を持って前向きに生きる老人もいる。私は後者になりたい・・・同感です。精神的、経済的に自立していることが尊敬される老人の条件・・・。厳しいようですが本当ですね。2016/02/09

タミイ

3
80歳を越えてなお新たな趣味や活動に意欲的に取り組み、時代の変化の波にも乗りつつ、生涯現役で活動するため健康に留意し自己管理を怠らない森村氏の凛々しく覚悟溢れる生き方はさすが。自分はまだ40代だが、心身共に老いていった時に「ただ生存しているだけ」の老人にはなるまい!と思った。「一見、平凡な毎日の繰り返しであっても、今日は昨日と違う1日にするぞという覚悟が、人生に活気と彩りを与える」に大いに納得。勉強になりました。2014/12/31

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