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名古屋発どえりゃあ革命!

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  • サイズ 新書判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584123164
  • NDC分類 318.255
  • Cコード C0230

内容説明

河村たかしは政策が無いだと?全然わかっとらん。政令市初の「市議会リコール」がパフォーマンスだと決めつけとる人も多い。しかし、ちょっと待て。これは、今の地方自治の制度内で、長年考え抜いた政策を実現するためのやむをえない手法に過ぎない。「名古屋の変人」河村たかしが何を考え、何を目指しとるのか、ワシのいう「庶民革命」の本当の意味がきっとわかるはずだ。地方発・庶民革命の真髄。

目次

序章 なぜワシは名古屋市長を辞職したのか
1章 そしてリコールは成立した
2章 河村たかしの挑戦Q&A
3章 名古屋・愛知はこう変える―対談・大村ひであき×河村たかし
4章 地方自治の限界と可能性
5章 日本の政治はこう変わる
日本のなんちゃって民主主義を蹴散らしたるぞ―対談・橋下徹×河村たかし

著者等紹介

河村たかし[カワムラタカシ]
1948年、名古屋市生まれ。旭丘高校、一橋大学商学部卒。家業(古紙回収・卸売り業)に従事し、中小企業の辛酸を体験する。93年、衆院選・愛知1区でトップ当選を果たし、以後、計5回連続当選。09年4月、名古屋市長選に「庶民改革」を掲げ出馬し、当選。10年12月、市議会解散請求(リコール)が成立した後、市長退職届を提出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

luther0801

9
本当に現在が可能なのか否かを検証することよりも、「まずはやってみる」という意気込みを感じられる本。多少食傷気味ではあるが、一本筋が通っているところや、ストレス耐性はすごい。2016/09/23

nyantamaru

2
非常に面白い。何故減税にこだわるか。現体制の膿みを出すため。仕分けしたところでモグラ叩きのようで無駄はなくならない。名古屋市議の年収1600万円。しかもフルタイムジョブでなく会議日数わずか80日のパートタイム。ちなみにロンドン690万、シドニー240万。市長は年収2700万、退職金一任期につき4000万。これを河村さん自ら年収800万、退職金なしにする。市議会は報酬半減否決→一時的に1400万。減税は「財源ない」といい、自らのボーナスは確保。800万ではやっていけない、と議員。ならお辞めになれば。本文より2013/04/14

虎ボルタ

2
事業仕分けでは、無駄な事業がなくなっても、お金は別の使い先にまわされるだけで、もぐらたたきのようなもの。まず減税ありき、というのが著者の考え方。何故マスコミが官僚の都合のよいことしか報道しないか、といった点にも言及あり、興味深い。事実がその通りかどうかはわからないが。氏が名古屋をどう変えていくのか、名古屋市民ではないが見守っていきたい。2011/04/03

hatagi59

2
河村節、食傷気味になってきた・・・。どうしても減税後のロジックが見えてこないんだよな~・・・。減税論は非常に分かり易く、民衆受けも良いだろうに、その点が非常に残念。2011/05/19

くーぱー

2
起債は借金ではないという河村さんの財政論は明らかにおかしいが、それを差し引いても彼のダイナミックな構想力は、この閉塞仕切った現在の政治状況の中で異彩を放っている。自らは今回の勝利を「革命」と呼んでいるようだか、ロペス・ピエールも最期はギロチンにかけられたように、時代の仇花で終わってしまうのか興味深くみていきたい。2011/02/14

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