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「現ナマ主義」―不況に打ち勝つ最強のルール

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584123157
  • NDC分類 591
  • Cコード C0233

内容説明

長引く不況で、暗いニュースが続く。私達はどのようにして毎日を営み、将来へ備えていくべきだろうか。経済ジャーナリストとして幅広く活躍する著者が、日本そして世界の複雑な経済状況をわかりやすく解き明かしつつ、私たちが身につけるべき「最強のルール」を紹介する。家は買うか、または借りたほうがいいのか。個人年金で将来に備えるべきか。預貯金は運用するか…?私達の生活にまつわるあらゆるオカネの問題を「貯める・増やす・削る」という仕分けの法則で徹底検証し、より安心して暮らすためのルールを提案する。本書を通してこの時代を生き抜くすべが身につけられる。

目次

序章 家計もキャッシュフロー経営を
第1章 “現金”はどこへ行ってしまったのか?
第2章 不況はどこから始まったか―世界経済の潮流を読み解く
第3章 “現ナマ”は、国家破綻に対抗できないのか!?
第4章 マネーライフの徹底仕分け―ルール編
第5章 マネーライフの徹底仕分け―実践編
終章 自分の身は自分で守る

著者等紹介

荻原博子[オギワラヒロコ]
1954年長野県生まれ。明治大学卒業後、経済事務所を経て1982年に独立、フリーの経済ジャーナリストとなる。難しい経済と複雑なお金の仕組みをわかりやすく解説することに定評がある。TV・ラジオのコメンテーター、新聞、雑誌連載など幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごへいもち

19
プロと言われる営業マンの話を真に受けてよくわからないことに手を出さない2018/05/15

パット長月

7
ご都合次第で意見をクルクル変えるタレント評論家が多い中で、筆者にはブレがない。言い換えれば同じ事ばかり言っている訳だが、庶民が知るべき家計の急所など、さほど多くないはずなので当然だろう。啓蒙には反復も大事。図書館の新着棚にあったのを借りたが、5年前の本なのでマーケットの状況は様変わり、証券税制など細部で注意は必要だが、本書の見解には概ね賛成。要点がうまく収まっている。一ついうと、たぶん家計の現ナマ主義はデフレ期だけに限らず、インフレ期にも有効だろう。株は別にインフレヘッジにはならない。預金、MMFで充分。2016/02/05

T坊主

7
デフレ下での鉄則は借金を返して現金を貯める事。投資はしない。今衆院選挙が始まろうとしており、某党はインフレ目標2%と。インフレで儲かるのは金持ち、銀行、借金をたくさんしている企業と政府。企業が儲かっても今までで分かるように、企業は従業員に還元していません。よって現状維持のほうがよいのでは。給料が上がるなら又別ですが。公務員の給料は民間に準ずるとのことのようですが、サラリーマンの1.5倍、独立行政法人は1.7倍とあまりにも優遇されています。特に行政法人は問題、役人の天下り先だから。ほとんど私達の税金で維持2012/12/02

みやちゅー

5
「マネー避難」とは、真逆。ハイパーインフレなんて起きないんだから~。 現金(預金)が一番大事なんだよ!  だ、そうです。 経済は難しいねー2015/05/01

ヨハネス

4
2011年1月だから7年半前の本。状況が変わってないといいなあと思いながら読みましたが、確かに当時恐れる人もいたハイパーインフレなんて起きてないですね。日本版401kなんてひどい制度がなぜできたのかと思ったら、国民を煽って株式投資をさせたら株が上がるという国の魂胆だったんですね。増税は逆に政治と関係なく財務省が勝手に決めているというのも腹立たしい!2018/06/11

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