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無税生活

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  • サイズ 新書判/ページ数 199p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584122525
  • NDC分類 345.1
  • Cコード C0233

内容説明

税金が天引きのサラリーマンは、税金に関して無知である。しかし、税金がもっと安ければ、もっと豊かな生活を送れるだろう。現在の日本では、税金と社会保険料を合わせた負担額は、所得の4割近くにもなる。手取りが300万円の人は、本当は500万円の年収があるはずなのだ。多くの人が税金に対して諦めをもち、4割もの税金を平気で払っているが、一方で、まったく税金を払っていない人たちもいる。本書では、「税金だけは払いたくない」という生き方をしている人たちのさまざまな手口を紹介している。年収の4割を取り戻したいのなら、彼らを見習ってみるのもいいだろう。

目次

序章 無税生活の言い分(格差を広げる税金;金持ちに減税、貧乏人に増税 ほか)
1章 税金天国で暮らす人々(海外で無税生活を送る人々;定年退職者の海外移住組 ほか)
2章 強引に税金を払わない人々(白色申告という強力アイテム;申告をしない人々 ほか)
3章 増えるサラリーマンの無税生活者(やたらに税金に強いサラリーマン;外資系サラリーマンはなぜ税金が安い ほか)
4章 会社という無税アイテム(会社を作れば税金が安くなる不思議;会社を作る芸能人たち ほか)

著者等紹介

大村大次郎[オオムラオオジロウ]
国税局に10年間、主に法人税担当調査官として勤務。退職後、ビジネス関連を中心にフリーライターとなる。単行本、雑誌寄稿、ラジオ出演、フジテレビ「マルサ!!」の監修等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月讀命

57
消費税が8%になった事もあり、国民の間で税金に対して敏感になるのも当然だ。消費税を多く取られるのだから、せめて所得税は納めたくないと思うのは当然の事だとも思う。この本は元国税庁職員が書いた本であるが、脱税幇助をしているのではないかとも思う内容である。脱税と節税は紙一重であるが、誰もが税金を払わなくなってしまっては、国家が成り立たないのではないか。税金をいっぱい払った人が世間から尊敬の眼差しで見られる社会の実現が望ましいのではないか。・・・税金を沢山納める程の所得が無い自分自身に対して、とても淋しい限りだ。2014/05/29

ごへいもち

20
読友さんご紹介本。読み始め、サラリーマン一家の私はとても腹立たしくなった。読了後の感想としては、サラリーマンも節税できるみたいだけど、怠け者には難しい。2014/06/12

YJ

8
非常に読みやすい!内容も分かりやすい!為になりますね!2015/09/07

ひと

7
損をしているという意識もなく、無防備に徴税されているサラリーマンには刺激的な本でした。脱税と節税の違いを知ることもできます。今後もも税・社会保険料負担は増さざるを得ないでしょうから、知らないから仕方ない、複雑だから面倒くさいという怠惰な考えから抜け出して、少しでも勉強してできるところは実践すべきと思います。 ただ、青色申告専従者給与を支払うと扶養控除の対象からは外れるはずなので注意が必要です(https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2075.htm)。2015/10/15

Humbaba

7
税金を払わないということと,脱税とは必ずしもイコールが成立するわけではない.合法的な方法で税金を安くする方法は確かに存在する.感情的にはその方法を認めがたいとしても,日本の法律に従っている以上は,文句をつけることができない.2010/10/11

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