内容説明
税金が天引きのサラリーマンは、税金に関して無知である。しかし、税金がもっと安ければ、もっと豊かな生活を送れるだろう。現在の日本では、税金と社会保険料を合わせた負担額は、所得の4割近くにもなる。手取りが300万円の人は、本当は500万円の年収があるはずなのだ。多くの人が税金に対して諦めをもち、4割もの税金を平気で払っているが、一方で、まったく税金を払っていない人たちもいる。本書では、「税金だけは払いたくない」という生き方をしている人たちのさまざまな手口を紹介している。年収の4割を取り戻したいのなら、彼らを見習ってみるのもいいだろう。
目次
序章 無税生活の言い分(格差を広げる税金;金持ちに減税、貧乏人に増税 ほか)
1章 税金天国で暮らす人々(海外で無税生活を送る人々;定年退職者の海外移住組 ほか)
2章 強引に税金を払わない人々(白色申告という強力アイテム;申告をしない人々 ほか)
3章 増えるサラリーマンの無税生活者(やたらに税金に強いサラリーマン;外資系サラリーマンはなぜ税金が安い ほか)
4章 会社という無税アイテム(会社を作れば税金が安くなる不思議;会社を作る芸能人たち ほか)
著者等紹介
大村大次郎[オオムラオオジロウ]
国税局に10年間、主に法人税担当調査官として勤務。退職後、ビジネス関連を中心にフリーライターとなる。単行本、雑誌寄稿、ラジオ出演、フジテレビ「マルサ!!」の監修等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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