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金正日の後継者

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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584122327
  • NDC分類 302.21
  • Cコード C0295

内容説明

二〇〇八年末、金正日総書記の後継者が決まった。北朝鮮はこの人物の名前を〇九年末までには明らかにするだろう。後継者は、金正日の三人の息子(金正男・金正哲・金正雲)のうちの誰かではない。では、その人物とは一体誰か?さらに、〇九年四月のテポドン2号はなんのために打ち上げられたのか?北朝鮮のテレビが伝える金正日の激やせ映像は何を意味するのか?そして「金正日死亡説」がいまなお説得力をもつ理由とは?90%のガセネタが横行する北朝鮮情報の世界で、圧倒的取材力とウソを見破る情報分析力で他を寄せつけない、“北朝鮮問題”報道の第一人者が、ついに明らかにする驚愕の真実。

目次

序章 ウォルター・リップマンに学ぶ
第1章 「後継者は三人の息子の誰かではない」
第2章 金賢という男
第3章 張成沢と李済剛の死闘
第4章 なぜ後継者を決定できなかったのか
終章 「アメリカ後の世界」と北朝鮮
おわりに 核保有国か崩壊か

著者等紹介

重村智計[シゲムラトシミツ]
1945年、中国に生まれる。鹿児島県沖永良部島出身。早稲田大学卒業。シェル石油勤務を経て、1971年、毎日新聞社に入社、1979年から85年までソウル特派員。北朝鮮に迎合的だった日本の朝鮮半島報道の流れを変える。1989年から94年ワシントン特派員時代には、米朝交渉で数々の国際的なスクープを報じる。この間、高麗大学大学院、スタンフォード大学へ留学。帰国後、毎日新聞論説委員、拓殖大学教授などを歴任。現在、早稲田大学国際教養学部教授。日本ニュース時事能力検定協会理事、東京財団評議員。テレビのコメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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晴れ女のMoeco

5
金正日の後継者はマスコミでは三男の「金ジョンウン」とされている。だが、実は金日成の息子であるという・・・! これだけ聞くと小説のようだけど、ロイヤルファミリーの権力闘争を聞くと納得。日本のマスコミはこの権力闘争も調べていないのでは…とか思ったり。なぜ後継者がなかなか決まらないか、が非常に興味深かった。2010/12/22

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