内容説明
北は帯広、南は荒尾、日本飛び出し韓国・マカオ…競馬を求めて放浪中。さすらいの旅打ちギャンブラー、井上オークス処女出版。
目次
愛と青春の旅打ち―まえがき
第１章 府中の片隅で「カワカミ！」と叫ぶ（汗と初体験；初秋の扇風機 ほか）
第２章 愛される馬券師（神様、イサオ様、キネティクス様；七転び八起き ほか）
第３章 単勝フェティシズム（桜花賞；皐月賞 ほか）
岩手のアイドル―あとがきにかえて
著者等紹介
井上オークス［イノウエオークス］
１９７７年、佐賀県生まれ、愛媛県育ち。同志社女子大学卒業。さすらいの旅打ち競馬ライター。国内外の競馬場を年中無休で転戦している。『優駿』『スポーツニッポン』『Ｎｕｍｂｅｒ』『週刊Ｇａｌｌｏｐ』、携帯サイト“競馬総合チャンネル”等に寄稿。スポニチにて、ＧＩ予想コラム『えい！えい！！オークス』を連載中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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しんこい
3
外した話ばっかり目にしていた気がしましたが、10戦パーフェクトを達成したり100万円の配当を得たり、当たるときもあるんですね。月１万の部屋に住み、当たらないと友だちの結婚式にいけないとか、生活費稼ぎに旅先のキャバクラでバイトしたり、一昔前のギャンブルにはまった人のイメージそのままですが、暗さは全然ないですね。2013/11/04
南十字
1
こんなギャンブル女が京都にいたとは・・・。こんなに賭けて生活できているのが凄いｗ2015/09/05
Masao
1
賭け方が無茶だ。良い子はこんなことマネしたらいけない。絶対破綻する。ていうか、このハズレっぷりも含め、作者すでにこわれてる。ただ、他人事として読む分にはたいへん痛快。全国飛び回って賭け続けるなんて、一般人にはふつう無理だし、うらやましくある。作者にはこれからもからだを張って、ばんばん勝負してもらいたい。そして、これからも馬券下手であり続けて欲しい。「馬券上手は愛されない」のだから。2014/02/09
ライカ犬
1
最近競馬熱が下がっていたのに、本書を読んで一気に再燃。すごくすごく競馬がしたくなる１冊です！オークスさんの破天荒っぷりにお腹抱えて笑ったり、文字が読めなくなるほど泣いたり（カワカミプリンセスへの愛、祐一Ｊの話、よかったなぁ……）知っているレースの話だとウキウキ。更に本命馬が同じだとウキウキが倍に。借りて読んだのですが、購入してたまに開きたいと思います。競馬を知っている人は勿論、知らない人も元気になれる本だと思います。2013/08/08
ルレムラ
1
家賃一万円の安アパートに住み（でもほとんど帰らない）、単勝に30万円賭け、ときにはキャバ嬢に勤しむオークスさん。見た目からは想像つきません。これも、根底には馬達と騎手への愛が流れているからできること。特に地方競馬の内事情や騎手への取材内容を、フラットに書かれているのが面白かったなぁ。2012/06/29
