内容説明
審判を五分ほどの実技試験で選ぶのはもうやめて、審判学校を設立する。トレーナーを育成できるよう、文部省レベルでとりくむ。スター選手を引退後すぐに監督にするのはやめて、コーチや二軍監督として経験を積ませる。―スター選手のアメリカ亡命の元凶、球界を運営する人たちが素人だらけであるという問題を解決する方法がここにある。
目次
１ イチローが日本球界から去っていく日
２ わずか５分間の実技試験で選ばれる審判
３ 経歴や資格を公開したくないトレーナー
４ スター選手であれば、能力など問われない監督
５ 親会社の窓際族でしかない球団代表
６ ８１歳の「パートタイム」コミッショナー
７ 広告代理店に食い物にされるリーダー
８ 無知なタレントが起用されるスポーツキャスター
９ 結び―「行かないで、イチロー！」とさけんでも、もう遅い
