感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rbyawa
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d198、歴史を語る本というより、実際に残っている建築物を中心とし、その見学を前提とした本のため実際の建設そのものにはほとんど焦点が当たっておらず、建物以外の話がいささかわかりにくい点はあったものの、後藤新平の関わった計画図などは念頭に置いている分、全体像を見通すには良い内容だったように思う。小学校や橋は有名だけどね。あと確かに、どの程度当時のものが現存してるかの視点はなかったな、まあそれは厳密にやると大変なんだろうね。個人的に気になったのは道路で、もう少し広い範囲で見たかったが、地図が狭かったのが残念。2013/12/26
yooou
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☆☆☆☆★ 復興のキーワードは慧眼ですね。今必要なのは後藤新平みたいな政治家かも2012/04/30
あゆかけ
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関東大震災からの復興の際に建築された名建築を紹介する本。後藤新平もすごいのだが、これらの建物を発注した建築主もすごいと思うなぁ。建設費用も膨大だったとは思うが「復興してやるぞ!」という意気込みが感じられる。ただ、この本、今もそのまま残っているのか、外壁等だけ残して建て直されたのか、既に無くなってしまったのか、がイマイチ判りにくいところがマイナスポイント。2012/01/04