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別冊太陽
泉鏡花 - 美と幻影の魔術師

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  • サイズ A4変判/ページ数 159p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784582921670
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C9491

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒロミ

63
文豪や画家にハマると別冊太陽のムックを探すようにしている。今回は最近マイブームの泉鏡花。このシリーズならではの図版の多い見やすい構成で、文豪・泉鏡花の足跡を辿ることができた。鏡花の作品は独特のルビと文体に面食らいつつ同じページを行きつ戻りつしながら徐々に外連味たっぷりの物語世界に浸ってゆけるのが魅力かと思う。孤高の文学者のイメージが強いが、意外と仲間に囲まれて幸せだったのだなあと頰がゆるんだ。巻末の「あらすじで読む鏡花五十選」がありがたい。2016/07/10

はちてん

19
鏡花の人となり、作品解説、関連画像などがまとめてあって参考になりました。特に鏡花と水との関わりが興味深かった。 別冊太陽シリーズは好きなのだけれど、なんせ大きくて重いのが難点。2012/03/25

はな

5
鏡花の作品は幻想的で妖しく美しいが、文体が難しく理解できない所もある。本書を通して鏡花という人物を知り、少しでも作品への理解を深めることが出来るかも知れない。極度の潔癖症エピソードやうさぎへのこだわりなど、とても微笑ましく感じた。また、鏡花本の美しさに目を惹かれる、出会えるものなら、手に取ってみたい。2015/01/11

donky

3
素晴らしいグラビアでした。とりわけ鏡花世界のビジュアル。各作品を飾る挿絵・装丁の素晴らしさ。鏑木清方ら一級日本画家の技量を再確認します。「美と幻想の魔術師」とのサブタイトル通りの陶酔をさせてくれました。2015/03/19

kaizen@名古屋de朝活読書会

3
NHK テレビのJブンガクの冊子で紹介されていました。 別冊太陽は写真がよいので楽しく読むことができます。 作品を読んでもよくわからないところは,この冊子を読んでから読み直すと分かるかもしれません。 泉鏡花の美学が分かるかもしれません。2010/08/07

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