平凡社新書<br> 音楽に自然を聴く

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平凡社新書
音楽に自然を聴く

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  • サイズ 新書判/ページ数 215p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582858129
  • NDC分類 760.4
  • Cコード C0273

出版社内容情報

500年にわたる音楽史から、人間が「自然」と共鳴しながら紡いできた豊かな世界を紹介し、新しい音の聴き方を提案する。

はじめに──誘い

第 1 章 楽器・声 ── 音のうつわ
楽器の分類 声 楽器のノイズ 聴く・聴こえない 楽器の呼吸・楽器の身のうえ
楽器と動物 楽器と植物 水や紙 音楽は自然、か

第 2 章 音・音楽のレトリック ── 似てる??似てない?
共感覚? 歌舞伎の音 「日本の楽器」 音の効果 音の前後 音のあそび

[間奏]? 音楽とことば?

第 3 章 虫たちいろいろ ── アニマ1
《蜘蛛の饗宴》 《子どもと魔法》 《利口な女狐の物語》
虫の声 セミ 「昆虫音楽」 聞いている/いない

第 4 章 きく
呼吸 あるエピソード きく オノマトペ/聞きなし ファンティの聞きなし
こたえる動物 ヴィヴァルディ《四季》 あらためて

第 5 章 鳥たち・動物たち ── アニマ2
メシアン どう表すか 鳥のうた 武満徹・吉松隆 《動物の謝肉祭》
動物の動き 音楽の冗談 ピーターと狼 バレエ ミメーシス
猫の音楽、犬の音楽 ラバ? ロバ? キャラクター化した動物

[間奏]? 自然?

第 6 章 はえているものたち ── アニマ3
うつほ物語 「俊蔭」 雨の(レイン・ツリー)木(レイン・ツリー) 木にもとづく音楽 
Forest Symphony 木だけでなく

第7章 川・海・山・ながれ ── 水が、風景が
モルダウ/ヴルタヴァ 「風景」 川 海 クジラ 《夢の引用》《海へ》 水
水の表情 水/ピアノ ホールに降る雨

第 8 章 変化 ── 変わる、変わってゆく
変わる・変わらない 星のめぐり 季節のめぐり 邦楽の四季 音楽の「変化」
ひびきと数 演奏、時と場所 訪れる死 腐敗 音楽= music ? 
音楽という生 べつの生?

第 9 章 テクノロジー ── ひとの手が
『物が落ちる音』 テクノロジーによる発見 交通手段 テクノロジーを介して
気づく 「野生のオーケストラ」へ 諸刃の剣

おわりに


小沼 純一[コヌマ ジュンイチ]
著・文・その他

内容説明

わたしたちの身の周りにあふれる自然から、人間の呼吸、声、ことば、時間・空間、楽器、そして音を記録・再生するテクノロジーまで―。そこにある「自然」に耳を澄ませば、新しい音の広がり、世界の広がりが見えてくる。「音を聞く/聴く」とはいかなることかを一から考えさせてくれる、インスピレーションに満ちた一冊。

目次

第1章 楽器・声―音のうつわ
第2章 音・音楽のレトリック―似てる?似てない?
第3章 虫たちいろいろ―アニマ1
第4章 きく
第5章 鳥たち・動物たち―アニマ2
第6章 はえているものたち―アニマ3
第7章 川・海・山・ながれ―水が、風景が
第8章 変化―変わる、変わってゆく
第9章 テクノロジー―ひとの手が

著者等紹介

小沼純一[コヌマジュンイチ]
1959年生まれ。早稲田大学文学学術院教授。第8回出光音楽賞(学術研究部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Asakura Arata

6
音楽を聴いて自然のイメージを思い浮かべるのは自分のたのしみである。だから歌詞がわからないあるいはない音楽の方が好きである。音楽は「自然」かというと、変化するのが自然だと思うので、デジタル情報化した音楽は自然ではないかもしれない。しかしそれを聴く側が変化すれば「自然」と考えても良いかもしれない。2023/04/16

いきぼー

1
 ジャズが好きでよく聞くのですが、クラシックは少し敬遠していました。なんだか、小難しそうで。 でも、この本に出てくる作曲家は自然を音楽でどう表現するかを模索し、芸術にしています。YouTubeで、楽曲を聞きながら読みました。 音楽の聴き方が変わる良書。2016/05/12

takakomama

0
2016年のラ・フォル・ジュルネのテーマ「ナチュール 自然と音楽」をきっかけに、いろいろな本と曲を紹介しながら、自由に思いを巡らせています。CDなどで「鳥の声」とか「川のせせらぎ」とか解説されていると、そういうふうに聴こえてきます。  2017/04/22

masakinoko7232

0
軽く読み。内容は結構注釈や引用が多め。それほど著書が色々読んでいる証拠だが、ちょっと鬱陶しかった。かなりテーマに興味があったので楽しみに読んだが、思ったより私にささらなかった。自然と音楽と言葉という感じかな。個人的には後半にでる、ドビュッシーの海とか、そういった楽曲をもっと載せて、この部分がこういう表現でね的なのがもっと欲しかった。あまりに少なかった。前半「音」にテーマをおきすぎていた点もあまり好まなかった。2020/09/26

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