内容説明
経済学が生き返る道は「現実」の中にある。「経済学不信」の原因を探り、再生への処方箋を示す。
目次
第1章 経済学の危機
第2章 マルクスはジャーナリストだった
第3章 現実に直面したケインズ
第4章 日本の輪入経済学者
第5章 経済学者の忘れ物
第6章 調査に基づく研究
第7章 改革への道
著者等紹介
奥村宏[オクムラヒロシ]
1930年生まれ。岡山大学法文学部卒業。産経新聞記者を経て、日本証券経済研究所主任研究員、龍谷大学中央大学教授を歴任。会社学研究家。商学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
k_ta
0
過去の経済学について書かれた本を紹介するためだけにあるような本だ。2015/03/06
Sean
0
日本に輸入された西洋的経済学が死んで、それに対する超克法を提示するに至る書籍。 マルクスがジャーナリストであったことやケインズのインド省での体験を交えた、経済学史を踏まえた考察となっている。2013/06/01
LOVE弁慶
0
図書館。経済学に限らず、手を広げず定番のものをきちんと読むべきと教えてくれました。それからこういう反論モノを読むべきでした。まだ基礎がなさすぎでした。こういう読書も良い経験です。2012/09/17
なお
0
論理的ではないなという印象。合間合間に著者の私見や境遇が入っていてテンポも悪い。表題に対する答えの明確性も欠いていて、読後「結局なにが言いたかったの?」と疑問に。2011/12/13
ブルーローズ
0
金融工学によって世界が混乱に巻き込まれたこと、コトがあるたびに経済学者が述べ、逆の状況になると黙ってしまうこと、経済学は明治以来、欧米の学問の輸入に終始し日本の経済状況の解明には役立っていないことなどなど・・・2010/11/23