内容説明
アマゾンに生きる人々の栄養を支えるバナナとユカ、ピラニアやピラルク、巨大ナマズなど多種多様な魚とその野外料理、彩り豊かな果物と野菜、そして、保存食づくりから森と川のキャンプで味わうラム酒と自家製の酒、奥地のレストランや市場の料理に至るまで、熱帯雨林と大河に育まれた食文化と、著者の冒険的食生活のすべてを紹介する。
目次
第1章 ユカとバナナはアマゾンの主食
第2章 森や川から獲た食べ物
第3章 旅の食料を模索する
第4章 川と湖の魚を味わう
第5章 蒸し焼きと保存食づくり
第6章 旅の酒と飲み物
第7章 熱風の「アンビエンテ」
第8章 レストランと市場の食
著者等紹介
高野潤[タカノジュン]
1947年新潟県生まれ。写真家。写真学校卒業後、73年に初めて南米に向かう。以来毎年、ペルーやボリビアをはじめとしたアンデスやアマゾン地方を歩き続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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トムトム
27
魚を塩だけで食べるのが、アマゾンでは美味しい。凝った味付けのものよりも、塩のみがさっぱりで良い!南米に1か月以上の滞在を何度もしたことのある方の本です。いいなぁ。食べてみたいもの、飲んでみたいものがたくさんありました。2020/11/29
Toshi
3
憧れのアマゾン。現地の食べ物に凄く興味ある。食べたい。2021/04/08
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
2
☆×3.5…「アマゾン源流生活」を読んでいる人には内容がかぶるので注意。でも復習と思って読めば問題ないのでは。今度は写真がカラーで出てくるので、本当に食欲がそそられます。私にとってはヤシノミとかパッションフルーツが「食欲」を刺激するものに該当しました。なので空腹時に読むものではありませんね(笑)2010/07/10
Humbaba
1
自然の中では手に入るものには制限がある。しかし、人は生きていく以上は食を抜きに考えることはできない。だからこそその場に手に入る物を工夫して美味しいものを食べたいというのは自然な欲求である。限られた環境だからこそ見つけ出せるものというのは存在する。2016/07/15
momo
0
★★★2016/04/24