内容説明
子どもたちが変だ。自らを傷つける子、自ら命を絶つ子―。日本の子どもたちはどうしてしまったのか?三十年以上、「母と子」を見つめてきた著者の眼に映る、子どもたちの「生きる力」が衰えた理由。「母子密着」の育児が、なぜ「生きる力」を失わせるのか。
目次
第1章 「生きる力」を失った子どもたち(日本の不思議な幼児たち;子どもたちの「輝き」はどこに? ほか)
第2章 今も残る「甘やかし」の伝統(「母になる」ということ;「自信のなさ」を植えつける親 ほか)
第3章 「素直な子どもたち」のおそろしさ(生まれてはじめての赤ちゃん;子育てはバランス ほか)
第4章 ゼロ歳でだめにされる子どもたち(「少子化」という現実;子育てを「仕事」にする主婦たち ほか)
第5章 主婦が望む「幸せ」のかたち(日本人の「母性」はどこから来るのか?;子どもを持つ幸福 ほか)
最後に(政治は何を考えているのか;主婦と政治のもたれあい ほか)
著者等紹介
田中喜美子[タナカキミコ]
東京都生まれ。早稲田大学文学部フランス文学科卒業。グループわいふ代表取締役、『ファム・ポリティク』編集長。主婦の投稿誌『わいふ』を創刊し30年間編集長をつとめたほか、さまざまな出版活動や市民運動を展開。1997年に立ち上げた「ニュー・マザリングシステム(NMS)研究会」では、子育ての通信教育講座を開設し、丁寧なマン・ツー・マン指導で多くの母親の支持を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yusuke Kitada
HTたまにYN@ぬ 積読消化中
Yumikoit
ダグラスまま
きくえ