内容説明
ショートケーキの「ショート」の意外な意味とは？ビスケットはなぜもとは「二度焼き」なのか？タルトとトルテは実は同じものだった？豊富なエピソードと文献を駆使した推理をまじえながら、魅惑のスウィーツのはじまりと歴史を当代きっての洋菓子博士が縦横無尽に描き出す。隅々までおいしさいっぱい、蘊蓄たっぷりの世界スウィーツ文化史の物語。
目次
チーズケーキ物語
プリン物語
ビスケット物語
スポンジケーキ物語
タルト物語
シュークリーム物語
パイ物語
アイスクリーム物語
チョコレート物語
ショートケーキ物語
ムース物語
クリスマスケーキ物語
デザート物語
著者等紹介
吉田菊次郎［ヨシダキクジロウ］
１９４４年東京都生まれ。明治大学商学部卒業後渡欧し、フランス、スイスで洋菓子修業。その間数々の国際賞を受賞する。帰国後東京・渋谷に「ブールミッシュ」を開店。現在同社代表のほか、製菓・フード業界のさまざまな要職を兼ねる。文筆、テレビ、ラジオ、講演などでも活躍。俳号は南舟子
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウユウ
19
2001年初版。お菓子の世界だから、余計になのか、やや古さも感じます。ちょこちょこ年代の誤植が多かったかな。2019/09/15
コロン
5
お菓子の誕生の歴史とかたくさん知れて楽しかった！ お菓子が好きなのでスラスラ読めました！ 今自分が昔の貴族のような生活をしていることに驚きました。 読んでいたら洋菓子をたべたくなっちゃいますww2014/03/30
あくび虫
3
本を読んだというか、講談でも聞いている気分。そこそこ面白かったけれど、どうも一昔前感が気になってしまいます。昔の雑誌のコラムを見つけてきて読めば、こんな気持ちでしょう。ーー慣れきった卒のない仕事、という印象。安心感はある。2017/03/05
ジュリ
2
シュークリーム、パイ、チョコレート、ショートケーキなど、さまざまなお菓子の歴史を紹介した本。それぞれのお菓子の歴史はさらっと解説しているだけだけど、ビスケットからスポンジケーキができたなど、知らないことがたくさんあって面白かった。2013/10/26
kenitirokikuti
0
フランスにてミッテランが時短を訴え当選。菓子屋は時短に対応するため、ショックフリーザー(急速冷凍機)を導入した。鮮度は保たれるものの型崩れは避けられないので、裏ごしするムースが最適となったそうな2015/03/22
