平凡社新書<br> ヴォーゲル、日本とアジアを語る

平凡社新書
ヴォーゲル、日本とアジアを語る

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  • サイズ 新書判/ページ数 243p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582850864
  • NDC分類 304
  • Cコード C0231

内容説明

アメリカを代表する社会学者にして、中国・日本研究の大家、『ジャパン・アズ・ナンバーワン』のヴォーゲル教授が激動する世界情勢のなかに「東アジア」を位置づけ、捉え直す。戦後日本の歴代宰相論、日本の義務教育への評価、中国・北朝鮮の「問題」をアメリカはどのように見ているかを、橋爪大三郎の質問に、率直かつ鋭く応答―。リアル・ポリティクスの荒波に対して日本人の自覚を促す、刺激的対談。

目次

第1章 ヴォーゲル、ヴォーゲルを語る
第2章 日本の宰相論
第3章 戦後アメリカの日本研究
第4章 戦後アメリカの中国研究
第5章 日本の教育/アメリカの教育
第6章 がんばれ、北朝鮮
第7章 最終講義・グローバル化時代の東アジア

著者等紹介

ヴォーゲル,エズラ[Vogel,Ezra F.]
1930年アメリカ・オハイオ州生まれ。ハーバード大学名誉教授(社会学)。東アジア(中国・日本)研究の専門家。フェアバンクセンター東アジア研究所所長、日米関係プログラム・ディレクターなどを歴任。主な著書に、『日本の新中間階級』『ジャパン・アズ・ナンバーワン』『中国の実験』『アジア四小龍』がある

橋爪大三郎[ハシズメダイサブロウ]
1948年神奈川県生まれ。東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻教授(社会学)。専門は理論社会学、現代アジア論ほか。主な著書に、『こんなに困った北朝鮮』、『選択・責任・連帯の教育改革』(共編著)、『崔健』、『中国官僚天国』(共訳書)、『言語派社会学の原理』、『天皇の戦争責任』(共著)がある
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感想・レビュー

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セイタ

2
東アジア研究者として名高いヴォーゲルと橋爪大三郎の対談!すらすら読めて面白い。ヴォーゲルが日本の総理大臣について、述べていたのはかなりよかった。自分が如何に日本の総理大臣のことを分かっていなかったが思い知らされた。、ただ、親米的な総理大臣に対する評価が全般的に高いような気がする。 アメリカの大学の仕組みに関する部分もかなり面白い。分野と地域研究のバランスをとって、より大きな物語を描く研究者はやはりアメリカでも多くないようだ。アメリカの大学でも多様性がなくなってきているようだ。日本はもうすこしひどいと思う。2016/04/07

悸村成一

0
本年読了、151冊め。2017/08/28

けのひと

0
ゼミ課題2010/09/06

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