出版社内容情報
三島晩年に身近にいた者として、五感で感得した作家がどんな人だったか、またどう生きてほしかったか。50年書き続けた三島論。
高橋 睦郎[タカハシ ムツオ]
内容説明
四十六回目の憂国忌。三島さん、もっと生きてほしかった。作家最晩年の六年間を間近に接した詩人の深い人間理解と終わることなき衰悼の思い。営々と三島の問いを反芻し続ける超文学論。
目次
1(活動写眞誉切腹;三島由紀夫氏と『三原色』 ほか)
2(RHETORICA;死の絵 ほか)
3(友達の作り方(抄)
聖三角形―Y・M、T・S、T・I、そして ほか)
4(在りし、在らまほしかりし三島由紀夫;対談 詩を書く少年の孤独と栄光 ほか)
著者等紹介
高橋睦郎[タカハシムツオ]
1937年北九州に生まれ育つ。福岡教育大学国語国文学専攻。卒業後上京して広く学芸の諸先輩に学ぶ。少年時代から自由詩、短歌、俳句、散文を併行試作し、小説、オペラ台本、新作能、新作狂言、新作浄瑠璃、等々を加えつつ現在に至る。詩集二十八冊、歌集七冊、句集九冊をはじめ、著書は百二十冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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