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ベストセラー炎上―妙な本が売れる変な日本

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582835403
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0095

内容説明

6氏のベストセラーを徹底批評。炎の向こうに現代日本の歪んだ素顔が浮かぶ。朝日ニュースターで放送中の異色対談番組「学問のすゝめ」の書評シリーズから厳選収録。

目次

1 勝間和代『断る力』(現代文明を象徴する文章のリズム;「進化」を使いたがる人々 ほか)
2 村上春樹『1Q84』(栄養にならない本;バーチャリティーとリアリティー ほか)
3 内田樹『街場のメディア論』(どこの街場なのか;毒のない井戸端会議 ほか)
4 竹中平蔵『「改革」はどこへ行った?』(誌上証人喚問;住民票移転と逃税疑惑 ほか)
5 塩野七生『日本人へ リーダー篇』『日本人へ 国家と歴史篇』(果たして帝王学足りうるか;兵隊を知らない英雄伝 ほか)
5 稲盛和夫『生き方』(トートロジーの波;ダブルシンクの世界 ほか)

著者等紹介

西部邁[ニシベススム]
1939年北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。同大学大学院経済学研究科理論経済学専攻修士課程修了。東京大学助教授、教授を経て、評論家、雑誌「表現者」顧問

佐高信[サタカマコト]
1945年山形県生まれ。慶応大学法学部卒業。高校教師、経済誌編集長を経て、評論家、東北公益文科大学客員教授、「週刊金曜日」編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

230
中々色々なベストセラーを叩いていたが、対談している2人にはマーケティング戦略を任せるのは難しいだろうな。2016/08/20

Maiラピ

22
勝間和代『断る力』、村上春樹『1Q84』、内田樹『街場のメディア論』、竹中平蔵『「改革」はどこへ行った?』、塩野七生『日本人へ リーダー篇』『日本人へ 国家と歴史篇』、稲盛和夫『生き方』6本のベストセラーに対する批評。6本中の2本はお気に入りの作家、村上春樹氏と内田樹氏、ケチョンケチョンに貶されてますよぉ(^_^;)ファンなので異論はありますが、『1Q84』、『街場のメディア論』について、それも特に『1Q84』は確実に売れ過ぎです。あそこまでブームになるってどういう現象が起こったのか今でも不思議。2011/10/22

おーしつ

14
批判してる内容については尤もと思う点が多いが、あとがきにある「増版かからなきゃ世間が悪い」的な物言い(もしそれが彼らの言うユーモアだとしても)が対談のそこかしこに見えることへの醜悪な感じはいかんともしがたい。2012/01/23

tom

10
評論家二人が村上春樹や内田樹、塩野七生ら6人をめった切りして、悦になっている対談集だと思う。「変な本が売れる変な日本」と副題にあるけれど、この副題は、この本に進呈したい。2011/12/07

getsuki

6
取り上げられた本を一冊も読んでいなかった(笑)が、勝間さんとか竹中平蔵さんとかは胡散臭いと思っていたので、なんか納得した。読んで確かめようとは思えない不思議……。2015/08/28

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