「絵本は人生に三度」手帖<br> 雨の降る日は考える日にしよう―「絵本は人生に三度」手帖〈1〉

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「絵本は人生に三度」手帖
雨の降る日は考える日にしよう―「絵本は人生に三度」手帖〈1〉

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  • サイズ B6判/ページ数 159p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784582835045
  • NDC分類 019.5
  • Cコード C0000

内容説明

絵本は大人にとって人生の心の友。生きる上で本当に大切なものを気づかせてくれる。大人こそ絵本を読もう!柳田邦男が薦める44冊の絵本。

目次

生きるのを支える心の埋もれ火―『あの路』『おくりもの』
幸せな出逢いの記憶、それは悲しみを癒す―『わたしのくまさんに』『きつねのでんわボックス』
生きなおす力を育む慈悲の心―『きずついたつばさをなおすには』『エレンのりんごの木』
あたたかい場所、つながる心―『だんろのまえで』『あたたかい木』
眠られぬ夜のために―『つみきのいえ』『よぞらをみあげて』
ほんとうの涙、ほんとうのいのち―『ビロードのうさぎ』『とおいとおいアフリカの Elephant Moon』
悲しみの奥山にやすらぎの朝が―『おばあちゃんは木になった』『よあけまで』
青空にうかぶ雲の一つ一つに物語が―『アローハンと羊 モンゴルの雲の物語』『いわたくんちのおばあちゃん』
孤独な心に生きる灯が―『あかいハリネズミ』『たびだちのとき』
心のなかに生きるだいじな人―『ずっとつながってるよ こぐまのミシュカのおはなし』『おかあさんとさくらの木』〔ほか〕

著者等紹介

柳田邦男[ヤナギダクニオ]
人生後半になって、絵本に秘められた深い文学性・芸術性を再発見して以来、「大人こそ絵本を」「絵本は人生に三度」「ケータイより絵本を」「絵本は心育てのバイブル」などのキャッチフレーズを創作して、エッセイや全国各地への講演行脚で語りかけつづけている。1936年栃木県生まれ。現代社会の問題をえぐるノンフィクション分野の本来の仕事にも精力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ 🍀安寧祈願🍀

145
絵本は、人が失ってはいけない大切なことに気づかせてくれる。大人こそ絵本を。乾いた心に潤いを。時代を越えて、子どもから大人まで読み継がれていく。…絵本は人生をじっくり振り返るきっかけを与えてくれる。人は鬱積するものを吐き出したり、生きてきた人生を語ったりすると、心が穏やかになるときがある。自分を無意味な存在と思っていた人でも、不思議と自己肯定感を持てるようになるときがある。…あらゆる人の一生は、長編小説に匹敵するほどの物語となる。じっくり辿ると案外捨てたものではなく、よくぞ私は生きてきたと思えるようになる。2021/03/30

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

86
『ケアする人、ケアされる人のために』というテーマで連載されている月刊誌『看護管理』のエッセイを再編集した本。44冊の絵本を柳田邦男さんの視点で解説しています。かねてから「絵本は人生に三度」(幼い時・親になった時々・人生の後半)を提唱している柳田さん。夜寝る前に、一冊の絵本を2度音読するのを日課としているとのこと。継続することで、平易な文章に彩られた絵の世界から湧き上がるイメージが自らの人生経験とリンクして深い洞察と気付きを生むのかもしれません。読み方は人それぞれが良いと思いますが、読みたい本が増えました。2015/12/05

モリー

69
いまの時代、ゲームやスマホに夢中になり過ぎて心が乾いているのは子供ばかりではないのかもしれません。ゲームの世界ではボタン操作一つで困難を打ち破り、勝利を手にすることが出来るため、万能感が得られます。スマホは検索するだけで、あらゆる問題に瞬時に回答を提示してくれます。そのため、自分の頭で考えなくなります。その結果、現実の世界から得られる手応え、肌感覚、人間関係の機微、困難を克服して立ち直る、そういう当たり前の感覚に疎いの人間が増えているのではないか。この本を読み、そんなことを考え始めました。思索を続けます。2022/01/13

おか

57
柳田さんが様々な項目ごとに それに合った絵本を紹介している エッセイ。例えば「生きるのを支える心の埋もれ火」という項目の所では『あの路』『おくりもの』を紹介 そして 本の内容と共に ご自分の考えを仰っている。これも 又 良い。この本は 購入し 長い人生 その時々の気持ちで どの絵本を読むかという指針としていこうと思いました( ◠‿◠ )2018/02/02

ここまま

28
数年前、柳田氏の講演をお聞きした。絵本の素晴らしさを教えてくださる内容のお話だった。その当時は、単純な内容の絵本が、幼児ならいざ知らず、中学生の心をとらえるのは難しいだろうと思う気持ちがあった。最近「図書館で読書」という授業が重なったため、時間の最初に絵本の読み聞かせをはじめた。最初少しざわついてた生徒が、シンとなって集中して聞きだし、読み手も聞き手もひとつになる。絵本の力とはこういうことか、とわかるようになった。柳田氏が翻訳した「ヤクーバとライオン」然り。柳田氏の推薦絵本を追ってみようと思う。2015/01/07

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