『史記』と日本人

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『史記』と日本人

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  • サイズ B6判/ページ数 310p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582835007
  • NDC分類 222.03
  • Cコード C0022

目次

1 司馬遷―“生き恥さらした男”の人生
2 「遊侠列伝」「刺客列伝」―ぴりりと辛い人たち
3 女傑・呂后と酷吏たち―“虐待”の裏側
4 孔子さまとその時代―思想と詩歌で読む『史記』
5 『論語』のこと、墨子のこと―『史記』と現代
6 項羽と劉邦―楚漢のたたかい

著者等紹介

安野光雅[アンノミツマサ]
1926年島根県津和野生まれ。山口師範学校研究科修了。画家。1974年度芸術選奨文部大臣新人賞、1984年国際アンデルセン賞、2008年第56回菊池寛賞など受賞。1988年紫綬褒章を受ける

半藤一利[ハンドウカズトシ]
1930年東京生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、取締役などを経て作家

中村愿[ナカムラスナオ]
1947年福岡県京都郡豊津町生まれ。小倉工業高校化学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Tomoichi

11
『史記』をテーマに半藤一利・安野光雅・中村愿による鼎談。肩苦しい感じではなく「史記」好きの半藤氏と安野氏の雑談に中村氏が学術的にフォローするスタイルです。正直、安野氏はいてもいなくてもいい感じ。本書でも取り上げられている20年以上前に読んだ司馬遼太郎の「項羽と劉邦」は再読したくなりました。それよりも『史記』にいつかはチャレンジしたいです。2016/11/27

よしひろ

10
人間の知恵の宝庫である司馬遷についてこんなに深く語る3人は素敵だと思った。2016/01/31

きょう

7
安野さん本として。中村愿(すなお)さんによる史記その他の書物、人物についての講義を聞いているよう。安野さんは三国志他、本を作るにあたりコレコレを読みました、誰々に会いました、ココへ行きました…と。資料映像が浮かぶようです。読みたい本も増えました。チラッと記憶にある「墨家」の墨子についてあちこちで語られています。直江兼続が読んでいたのでは、ペシャワールの中村哲さんは現代の墨子である、などなど。2020/10/16

kokada_jnet

4
悪い意味での「雑談」本。史記に描かれている古典中国的なものについて、評価すべきなのか、どうかも。鼎談参加の3人とも、ぐらついているし。2014/04/07

鈴木貴博

3
史記についての鼎談。面白く読みつつ史記の偉大さ豊かさが理解できた。 原文は鴻門の会、四面楚歌、項羽最期くらいしか触れてきていないが、もうちょっと勉強してみたいと思う。2017/08/21

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