出版社内容情報
今年逝去した森毅の最期の名言集。数ある著作の中から、彼の真骨頂たる肩肘張らない「気の効いた」表現を集め、テーマ別に収録。
内容説明
肩肘張らない「気の利いた」表現を精選した名言集。最後の名物教授からのラストメッセージ。
目次
1 ドラマの中か、現実か?(こんな少年見たことない?;東の旅―東大から北大へ;京大という劇場へ戻ってきて ほか)
2 「論理」の周りの気分―おもちゃにもなる数学
3 湧き出る提案は教師稼業のゆえ?(教育の価値を未来に置く;異論の中にも落とし処―受け容れられそうな提案;ことばの変な使われ方 ほか)
4 風貌は一刀斎、でも心は二刀流使いの二刀斎(マイナーな自分をいとおしく;二刀流の極意;見える鎖、見えない鎖 ほか)
著者等紹介
森毅[モリツヨシ]
1928年生まれ。東京大学理学部数学科卒業。1957年京都大学助教授、71年教授。最後の名物教授として多方面に活躍。91年、63歳で定年退官し、京都大学名誉教授に。晩年は自称「フリーター」の評論家・エッセイストとして独自の視点から発言を行い、分野を超えて多くの人に親しまれた。2010年7月、敗血症性ショックのため死去
福井直秀[フクイナオヒデ]
1949年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。京都大学教育学部助手などを経て、京都外国語大学外国語学部教授。京都大学非常勤講師。日本笑い学会京都支部・代表。専攻は日本近代思想史、教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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