加藤周一が書いた加藤周一―91の「あとがき」と11の「まえがき」

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加藤周一が書いた加藤周一―91の「あとがき」と11の「まえがき」

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  • サイズ B6判/ページ数 353p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582834505
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0090

目次

第1章 一九三〇年代・一九四〇年代
第2章 一九五〇年代
第3章 一九六〇年代
第4章 一九七〇年代
第5章 一九八〇年代
第6章 一九九〇年代
第7章 二〇〇〇年代

著者等紹介

加藤周一[カトウシュウイチ]
1919年9月19日東京生まれ。旧制第一高等学校から東京帝国大学医学部在学中を通して福永武彦、中村真一郎らと交遊し、42年マチエ・ポエティクに参加、『1946文学的考察』で文壇に登場する。51年、フランス政府半給費留学生として渡仏し、ヨーロッパ文化に親しんで55年に帰国。医師をしながら文学活動に従事。58年、医業を廃して文筆業に専念。60年、ブリティッシュ・コロンビア大学に招かれ、以後ベルリン自由大学、イェール大学などで教鞭をとる

鷲巣力[ワシズツトム]
1944年東京都生まれ。東京大学法学部卒業。平凡社入社ののち、月刊『太陽』編集長、取締役を歴任。東京大学、明治学院大学、立教大学で非常勤講師。出版論、戦後雑誌論、消費社会論、コピーライティング論、パロディー論など担当。現在、著述業、跡見学園女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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奥澤啓

39
加藤周一は2008年に89歳で逝った。平凡社の編集者として長年加藤と交流を持った鷲巣力氏によって本書は編まれた。60年余におよぶ文業は170冊を超える。それらから選ばれた102編の「まえがき」と「あとがき」を収める。加藤のあとがき等はその著作が書かれた時代を反映し、どうしてそういう主題を選んだかが記されることが多い。そして私的にはどこでなにをしていたかが綴られることもある。本書は加藤の文業になじみのない人にはとりつきにくい面もあると思われる。そういう方には『加藤周一著作集』のあとがきからお勧めする。2015/04/17

奥澤啓

36
そこで人権が今日より尊重され、報道や言論の自由が拡大され、税金が軽くなり、福祉が進むということが起これば、よろこばしく、たのしく、めでたいことではあるけれど、なかなかそうはゆきそうもないーということも、この本は示唆しています」(314頁)。絶対的平和主義者で「九条の会」の発起人でもあった加藤が、この一節で提示したいくつかの点は、戦後70年を迎えた今年すでに現実のものとなり、日本が大きな転換期に突入していることは自明である。2015/04/17

奥澤啓

30
『改憲は必要か』(岩波書店、2004年刊)のあとがきから引用したい。「9条がなければ、何が起こるでしょうか。それには可能ないくつかの場合が考えられます。そのてがかりは、敗戦・降伏・占領以来、今日に至るまでの戦後史です。すなわち「解釈改憲」の歴史の延長上に未来がある程度まで予想されるでしょう。自衛隊の装備の強化、活動範囲の拡大、米軍への無制限協力、有事法制の適用、徴兵と派兵と戦争、またすでに経団連も要求したような武器輸出三原則を見直し、国内の軍産体制の強化など・・・・・・。(続く)2015/04/17

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