• ポイントキャンペーン

鬼がゆく 江戸の華 神田祭

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 126p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784582834314
  • NDC分類 386.136
  • Cコード C0039

内容説明

東京のビジネス街に現れたのは、「大江山凱陣」の鬼の首。天下祭と謳われ、粋をあつめた神田祭の江戸・東京を読み解き、よみがえる神田祭の全体像を明らかにする。目で楽しむ、神田祭ヴィジュアル百科。

目次

第1章 神田祭とは何か(なぜ鬼がゆくのか;江戸っ子の神田祭;神田祭を構成するもの;江戸祭礼の賑わい)
第2章 よみがえる神田祭(神田祭の近代;神田神社由緒;神田明神祭礼年表)

著者等紹介

木下直之[キノシタナオユキ]
1954年、静岡県浜松市生まれ。兵庫県立近代美術館学芸員、東京大学総合研究博物館助教授を経て、東京大学大学院教授。文化資源学。十九世紀日本美術を中心に、祭礼、見世物、造り物、城、銅像など、かたちあるものの中身とありようを探る。著書に『美術という見世物』(サントリー学芸賞)、『ハリボテの町』『写真画論』(重森弘淹写真評論賞)、『河鍋暁斎』『世の途中から隠されていること』『わたしの城下町』(芸術選奨文部科学大臣賞)など

福原敏男[フクハラトシオ]
1957年、東京都生まれ。大阪市立博物館学芸員、国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学助教授を経て、現在、日本女子大学教授。日本民俗学、祭礼史。青春時代、大和古社寺の行事を見るため六年も奈良に住み、またヴィジュアル資料に関心を抱いて参詣曼荼羅・祭礼絵巻を研究し、現在は江戸時代の祭礼の名残りを求めて全国を歩きまわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

筋書屋虫六

1
平成17年5月の神田祭の附祭で「大江山凱陣」を復活して話題となった、文化資源学会と都市と祭礼研究会が取り組んできた神田祭研究の成果として編集されたものだと思われますが、たくさんの図版がふんだんに掲載されているビジュアル本になっている点と、安易に「江戸の神田祭」こそが正しくそれを復活することに答えを求めず、歴史の変化の中で祭りがどう変わって現在の祭りの形があるのかを纏めてあるところが、単なる調査報告書とは一線を画しています。2009/09/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/163697
  • ご注意事項