「きょうの料理」のヒミツ

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784582833195
  • NDC分類 699.63
  • Cコード C0095

内容説明

NHKの長寿番組「きょうの料理」は、この半世紀、日本の食卓の風景を映し出してきた。司会を担当する料理初心者の男性アナが悪戦苦闘、ふとしたことでつぶやいたダジャレに、コミュニケーションの神髄を見出す。スタジオの様子や、料理家たちの素顔、料理する楽しさなどを語りつつ、食とコミュニケーションの問題にするどく斬り込む初のエッセイ。

目次

1 五〇年の長寿番組「きょうの料理」(編集なしの収録現場;「ナマ」のこだわり ほか)
2 「きょうの料理」で出会った人びと(主婦から料理の先生へ;シェフではなくシュフ ほか)
3 料理とコミュニケーション(料理は楽しく;料理とダジャレ、その出会い ほか)
4 「地球ラジオ」をめぐって(ラジオが世界を結ぶ;心と心を結ぶ ほか)

著者等紹介

後藤繁榮[ゴトウシゲヨシ]
1951年岐阜県生まれ。日本大学芸術学部卒業。1975年NHK入局。鳥取、富山、札幌、東京アナウンス室、日本語センターで勤務。教育テレビ「きょうの料理」、ラジオ「地球ラジオ」などを担当する。エグゼクティブ・アナウンサー。2005年、放送批評懇談会の「ギャラクシー賞」奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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アカツキ

13
「きょうの料理」に出演している男性アナウンサーによるエッセイ。テレビで見る穏やかな人柄のまんまの文章でホッとする読み心地。「きょうの料理」の制作エピソード、先生陣のスタジオ外での顔についての話が抜群に面白い。永遠の初心者でいた方がいいと思っていたら、先生から料理をすると質問の質が変わると言われて台所に立ち始めるエピソードが好き。言葉を素直に受け止めて行動に移せる真面目なところも愛されるポイントなんだろうな。2024/04/07

おくらさん

6
味の素ライブラリーにて 2022/12/03

ほっそ

4
番組制作に関しては、楽しいお話でした。食材探しの苦労(撮影より先にテキストが発行されます) 編集なしでの撮影(これにはもう驚いちゃいました!)  なんだかんだと私もこの番組見てます。でもさっぱり料理の腕は上がらず、このあとのハツエさんのアニメのビギナーズも、楽しみにする日々でございます。2009/12/10

Humbaba

3
撮り直しをしないからこそ,得られるものがある.普通に料理をしていれば,必ずしもうまくいくとは限らない.必ずしも揃って切れるとは限らないし,火の通りが望ましい形で行くばかりでもない.それが普通の人の料理というものになるのではないだろうか.2011/06/14

13903

2
後藤さんのあくまで料理初心者としてのポジションにこだわる姿勢と、ダジャレで和ませて楽しい雰囲気を視聴者に伝えるぞ!という心意気がよくわかりました。後藤さんの優しくて朗らかなオジサンキャラ大好きです。2016/03/16

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