アマゾン源流生活

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アマゾン源流生活

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582832976
  • NDC分類 296.2
  • Cコード C0025

内容説明

川釣りと現地料理の愉楽、毒ヘビや風土病、暴風の脅威…。熱帯雨林は楽園か、魔境か。

目次

第1章 ヘビと虫の洗礼
第2章 川旅での遭遇
第3章 ベースキャンプ
第4章 現地料理
第5章 釣りと川魚
第6章 予期せぬ話
第7章 森に生きる

著者等紹介

高野潤[タカノジュン]
1947年新潟県生まれ。写真家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

102
タイトルからは、アマゾン源流域に暮らす人々と自然を語ったものだと思っていた。実際は写真家である著者の何年かに及ぶアマゾン冒険行の記録だ。たしかに、日本にいては想像することもできないような、圧倒的な自然がそこにはある。動植物の巨大さや、とてつもない大群、あるいは動植物相の豊かさなど、どれをとってもアマゾンでしか体験できないものなのだろう。ただ本書は、残念ながら読み物としての求心性には幾分欠けるようだ。それは、民族学的な調査、あるいは動物や昆虫の研究といった、目的の一途さを持たないことから来るように思われる。2014/02/13

磁石

20
虫、湿気、猛獣、毒、盗賊!? 本当の自然の中では、人間はほんの片隅で生きさせてもらうしかない。どれだけ慣れても奥があり、慣れての油断こそ命取りになる。決して学び尽くせない、ソレがわかるだけ。とにかく読んでるだけでも、痒さと痛さと気持ち悪さと蒸し暑さが嫌というほどやってくる。2017/07/10

長谷川透

19
これほど目的が明確ではない冒険記も珍しい。アマゾンへ足を運び始めた契機も興味よりもこの地へ赴く人々への憧れだったと著者は素直に言う。アマゾンへの熱意を遠慮がちに語る著者だが、足掛け30年近くもこの地を訪れているのだからアマゾンには彼を虜にする何かが多大な危険と共に在るのだろう。この本で多く書かれているのがアマゾン源流での食糧調達の苦難、ストゥトを始めとする寄生虫、多くの感染症、ジャガーなどの猛獣、危険が存分に書き込まれている。アマゾンを妖怪だと言うあたりが、危険と共にあるこの地への愛着を見事に表している。2013/06/20

shigoro

6
都会暮らしになれた小生には、苦痛になり直ぐに帰りたくなるようなアマゾン生活ぶりだわ。蚊にブヨなど害虫がシンドそうだし、さらにヘビやクモなどへの安全対策も万全にしてもなお、不安要素は残るし。といっても原住民ですら住んでいない場所をわざわざ選んで住むわけだから、これぐらいは苦労するわな。写真目的らしいが、こんな生活でも立ち去るときには、心残りがあるとは…。住めば都とは良く言ったものだ。 2011/10/15

readtuktuk

4
アンデスだけでなく、アマゾン域にも20年、各40〜50日間、野営生活を過ごしてきた著者によるアマゾン生活の知恵。これだけの体験をしているのに文章がとても謙虚。すごい。でも、著者のアンデス本を読むとアンデスに行きたくなるけど、これを読んでアマゾンでのテント生活は自分には無理だとはっきり思った。2009/10/12

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