内容説明
取材した1万余の縄文土器の中から写真を厳選して子どもから大人まで楽しめる絵本をつくりました。地面の下からこんなにもいろいろなものが出てくるのかというわくわくした気持ちが、考古学、歴史学へと興味を広げ、未知や不思議に対する好奇心を刺激してくれることでしょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アクビちゃん
43
【図書館】光村図書 国語小6紹介図書 ~ 縄文土器駐車の写真絵本です。遺跡で見つかった物で、ビックリしたのはウンチ💩 魚の骨が入っていて、食べていた事が分かります。縄文土器の写真を眺めていると、色々とその当時の生活を想像するとロマンを感じます🌠2019/06/25
真香@ゆるゆるペース
33
何ともロマンを感じる、ワクワク感溢れる本だった。リズム感が良い文体と、芸術品とも呼べる縄文時代の遺物の数々…土器を始め、土偶や石器やアクセサリー類など、本当に美しく素晴らしい作りで、お見事としか言いようがない。当時の人達の生活の様子が垣間見えて、息遣いまで聞こえてくるよう。子供だけでなく、大人が読んでも楽しめる。2018/11/02
モリー
26
写真家の小川忠博さんが、20年近く撮り溜めたフィルムを整理したというだけあって、思わず「えっ!」と声を上げそうになる土器や土偶、うんちの化石などが多数紹介されています。(うんちの化石は一つだけ)「さがしてごらん、おちんちん。土器に、おまけがついてるよ。」(p32)多数の土器の中に、くすりと笑ってしまう作品が紛れ込んでいます。先日、博物館で縄文展を見てきたのですが、実物をじっくり見て、思わぬ発見をしました。土偶の顔がのっぺらぼうと思いきや、真後ろに目と鼻がついていました。縄文土器は面白い!2018/09/24
tama
17
図書館本 子供向け 「美の考古学―古代人は何に魅せられてきたか―」で縄文の造形についていろいろ疑問が出て来たので、まずは一杯出て来たものを見たかった。少しわかったのは「流行はある」「動物は精一杯写実的」という点。耳に巨大なピアスして髪を結い上げてる人物像も作った当人には相当写実的だったのだろうなと思う。どことなくニューギニア高地民が頭に浮かんだが、鼻に長い骨の飾りを通してはいなかったみたい。男も女も顔中に入れ墨してたのは間違いないように感じました。2016/10/10
刹那
16
6年生推薦図書✩絵本のように簡単に説明してあって読みやすいし、わかりやすい!2016/10/05