• ポイントキャンペーン

胡同(フートン)の記憶―北京夢華録

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582831856
  • NDC分類 302.221
  • Cコード C0095

目次

六〇〇年の古都―胡同を流れる時
暮らしがあふれだす道
胡同に住む人びと
忘れられぬ夜
火鍋子の白い湯気
古蘭経の流れる街
徐勇と『胡同一〇一像』
ある二十世紀の軌跡
独家新聞のさざ波
最高峰と隠れ里〔ほか〕

著者等紹介

加藤千洋[カトウチヒロ]
1947年東京生まれ。東京外国語大学卒業。72年、朝日新聞社入社。北京特派員、論説委員、アジア総局長(バンコク)、中国総局長(北京)、外報部長などを経て2002年より編集委員。1999年、一連の中国報道でボーン上田記念国際記者賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュースの素

7
2003年刊だからかなり古い本だが、当時からもうかなりの胡同は取り壊されつつあった。新聞記者として北京に配属されて政治経済はもとより、人民の衣食住を見て味わい、人と交流した数年の経験を書く。私も北京や胡同は大好きで友と2人で町歩きを何度もしている。あの街独特の空気があつて上海などでは決して味わえない良さがある。昨年も牛街を訪れたが、確かに変化したなぁと痛感した。2020/03/10

ナウラガー_2012

0
から行けて上演時間もそれほど長くないので人気。日本語のヘッドセットもあり、聞きながら劇を観賞できる。飲み物や食事付きのチケットあり/北京の春三月:黄色の迎春花(レンギョウ)と桃色の碧桃(八重咲き桃)、桃、スモモ、杏..四月は白と紫の丁香花、四月末は牡丹、五月は柳絮

ナウラガー_2012

0
や「伝書鳩(鳩の尾に近い背の部分に笛を取付けて鳩が飛んで風を切ると鳴る)」「コオロギ(コオロギ相撲)」/朝陽区の潘家園(北京市内で最大規模の市場)は週末だけ開かれる闇市で鬼の出没する時間に開かれるため「鬼市」と呼ぶ/文革後、京劇の女方は全て女優が演じるようになった。【湖広会館(宣武区虎坊路)】過去には、梅蘭芳もこの舞台に立ったことがあり、建物も約100年以上前のもので、京劇に関する情報が展示される博物館などもある【梨園劇場(永安路・前門建国饭店)】駐在員や観光客の間で人気の劇場。駅から近く、建国飯店

ナウラガー_2012

0
山中に保存されていたが65年に台北の故宮博物館に移された/文革時、故宮の文物は周恩来の指示で破壊から免れた。大和殿の玉座の天井には龍が描かれ、偽物の皇帝が座れば、龍が咥えている珠が落ちてくる..という言い伝えを信じた袁世凱(清朝崩壊後に権力を一時簒奪して皇帝を名乗った)は、珠が頭上に落ちて当たらない所に椅子を据えて元の玉座はのけた。日本の建築家・伊東忠太が撮影した故宮の古い写真を参考に、埃をかぶっていた珠を元の場所に戻した/西城区・官園市場(「花鳥魚虫犬猫」市場):胡同の人々の趣味に「養鳥(小鳥の飼育)」

ナウラガー_2012

0
として活躍した。1987年6月20日に、長年連れ添った妻の浩が北京の病院で死去。溥傑は1994年2月28日に北京で死去。遺骨は溥傑の生前からの希望によって浩・慧生の遺骨と共に日中双方によって分骨され、日本側の遺骨は山口県下関市の中山神社(浩の曾祖父である中山忠光が祀られている)境内にある摂社愛新覚羅社に、浩・慧生の遺骨とともに納められ、中国側の遺骨は三人共に中国妙峰山上空より散骨された/故宮の宝物の移動:1933北京西駅→上海?→南京?→西安?→成都?→峨眉・楽山→重慶→南京→南京→1948台湾の台中の

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/237355
  • ご注意事項