目次
1章 バート・バカラック―現代が手に入れた愛の歌について(『オースティン・パワーズ』のオープニング・シーン;『007カジノ・ロワイヤル』;恋の面影 ほか)
2章 ミシェル・ルグラン―メロディ、そして自由の記憶について(『ロシュフォールの恋人たち』;映像‐音楽的記憶、サウンドトラック;父レイモンと姉クリスティアーヌのこと ほか)
3章 アントニオ・カルロス・ジョビン―新しい波、または生きる幸福について(『黒いオルフェ』;「イパネマの娘」幻想;『ジョビン、ヴィニシウスを歌う/Ao Vivo』 ほか)
著者等紹介
小沼純一[コヌマジュンイチ]
1959年東京生まれ。学習院大学文学部フランス文学科卒業。現在、早稲田大学文学部助教授。音楽を中心に、文学から芸術全般にわたる横断的な批評活動を展開し、野心的な「音楽文化論」を探究している。第8回出光音楽賞(学術研究部門)受賞
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