東洋文庫
初期中国共産党群像〈2〉トロツキスト鄭超麟回憶録

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 333,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582807127
  • NDC分類 315.22
  • Cコード C0131

内容説明

中国共産党創立者の陳独秀、若き日の周恩来、瞿秋白、〓小平、その等身大の姿を活写する。1920‐30年代中国革命の高揚と挫折の中、中共中央で活躍した著者が描く革命家群像。

目次

第1部 鄭超麟回憶録(左翼反対派;九十自述;三度目の入獄)
第2部 陳独秀とトロツキー派(モスクワ派から陳独秀派へ;陳独秀派からトロツキー派へ;中国トロツキー派の苦難;トロツキーの永続革命論;陳独秀とトロツキー派)

著者等紹介

長堀祐造[ナガホリユウゾウ]
1955年埼玉県生まれ。東京大学文学部卒。早稲田大学大学院博士課程中退。現在、慶応義塾大学教授。専攻、中国近現代文学

三好伸清[ミヨシノブキヨ]
1954年愛媛県生まれ。東京大学文学部中退。1989~1991年北京大学歴史系進修生。中国現代史研究

緒形康[オガタコウ]
1959年大阪府生まれ。東京大学教養学部卒業。現在、神戸大学文学部助教授。専攻、中国政治思想史
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

2
文化大革命、改革解放以降の今の中国(政府)が作る中国像にあって著者の記憶は新鮮な中国革命のイメージであった。国民党と中国共産党中央に弾圧され抹殺の憂き目を味わった著者たちの思いは一雫のように香港民主派の中に今も息ずいていると翻訳者は語っている。歴史的に重要な一書だと感じた。 巻末に多くの中国人の主要人物索引が細かく載録され訳者たちの丁寧な心遣いが素晴らしい。2020/08/27

tkm66

0
結構バリバリ読めちゃう②2003/02/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1857297
  • ご注意事項

最近チェックした商品