内容説明
1920‐30年代、中共中央部また党内反対派として活動した著者が、ともに生きた若き革命家たちを克明に描く。長く封印されていた記録が、歪められた初期共産党の真実を伝える。
目次
第1部 鄭超麟回憶録(意識の目覚め;「少年共産党」;十二人;KUTV(クートベ)
五・三〇前後
武漢
恋愛と政治
高潮か退潮か
最初の入獄)
著者等紹介
長堀祐造[ナガホリユウゾウ]
1955年埼玉県生まれ。東京大学文学部卒。早稲田大学大学院博士課程中退。現在、慶応義塾大学教授。専攻は中国近現代文学
三好伸清[ミヨシノブキヨ]
1954年愛媛県生まれ。東京大学文学部中退。1989~1991年北京大学歴史系進修生。中国現代史研究
緒形康[オガタコウ]
1959年大阪府生まれ。東京大学教養学部卒業。現在、神戸大学文学部助教授。専攻は中国政治思想史
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