東洋文庫
呉船録・攬轡録・驂鸞録

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  • サイズ B6判/ページ数 259p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582806960
  • NDC分類 925.5
  • Cコード C0198

内容説明

蘇州の文人が、西は四川、北は北京、南は桂林を旅行く宋代紀行文学の白眉を一冊に収める。南宋四大家の一人による当時の中国の縦横な描写。解説では旅中に作られた詩を選び、詳しく味読。

目次

呉船録
攬轡録
驂鸞録

著者等紹介

小川環樹[オガワタマキ]
1910年京都市生れ。京都大学文学部中国文学科卒業。京都大学教授、京都大学名誉教授。1993年没
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感想・レビュー

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零水亭

3
2010年頃読みました。この本と直接は関係ありませんが、唐詩の選集である『三体詩』に最近ハマっていますが、船旅の詩の多いのにビックリしています。お気に入りは「風帆幾處客、天地両河星(風帆幾處の客ぞ、天地両河の星)」(五言律詩 秋夜淮口に宿す 景池 の頷聨)です。唐の杜甫・李白、北宋の蘇軾にも船旅の詩があったかと。解説によれば、同時代の南宋の陸游にも船の紀行文があるとか(この本は実家に置いてきてしまったので確認出来ず申し訳ないです)。2021/02/11

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