東洋文庫<br> 太平天国 〈1〉 - 李秀成の幕下にありて

東洋文庫
太平天国 〈1〉 - 李秀成の幕下にありて

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  • サイズ 新書判/ページ数 308p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582800111
  • NDC分類 222.066
  • Cコード C0122

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

崩紫サロメ

19
著者は太平天国のイギリス人将校。忠王李秀成に仕え、イギリスや清と戦ったという経歴の人物。この種の書物にありがちな誇張や自己陶酔的な面があるのは理解した上で、やはり面白い。イギリスの対中政策への批判、満州人への強い憎悪と侮蔑、李秀成への敬愛ゆえに、天王洪秀全に対する批判(北京進撃の機会を逃した、など)。また李秀成への礼賛の表現としてヨーロッパ人との類似を用いているあたり、オリエンタリズムを感じる。南京占領、婚約者との再会あたりまで。2021/02/10

hiroizm

14
中国の清の時代、自国に反して反乱組織「太平天国」に協力した英国人の手記の和訳があると知って、興味が湧いて読書。第1巻は清の社会情勢と太平天国の乱勃発の経緯、著者が太平天国幹部に会って協力するまでの流れから、なぜか妻となる女性のと出会いと、彼女を拉致した半グレ集団から命がけの奪還エピソードも盛り込んだ、ハリウッドも真っ青な冒険アクション的内容。お堅い歴史書を想定してたが、思い切り裏切られて唖然。でも面白かったよ。いろんな本があるよねぇ。東洋文庫恐るべし。 2020/02/13

へんかんへん

2
聖書修繕に出さねばなぁ2016/03/15

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