東洋文庫<br> ミリンダ王の問い 〈1〉 - インドとギリシアの対決

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東洋文庫
ミリンダ王の問い 〈1〉 - インドとギリシアの対決

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  • サイズ B40判/ページ数 380p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582800074
  • NDC分類 181
  • Cコード C0115

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りー

12
ミリンダ王=メナンドロス王は、前150頃インド・グリーク朝の王。ギリシャ人によるインド支配期に行われた【仏教×ギリシャ】バチバチの討論がこのお経。対話の相手、ナーガセーナ(仏教側の尊者)については不明。ミリンダ王の素朴な問いは「それ、私も知りたかった!」と、現代の私にも共感できるものが多くて単純に面白い。ナーガセーナはたとえ話で回答していくのですが、話の中でマンゴーの林や乳製品など当時の様子が生き生きと描写されていて、楽しめます。大乗以前で原始仏教以後、過渡期の仏教を垣間見ることができました。2020/05/06

randa

4
ナーガセーナは議論することは無意味だと知っているから、ミリンダ王に質問されたことに正しく答えることだけに専念している。お互いに正しい答えが答えられて、聞けて良かったですね、で結ぶところにほっこりした。2018/02/04

とったん

1
学生の頃読了。何でも例え話で納得させようとするのは中国の百家思想の頃と似ている。現代の感覚からすると、到底納得できません。

paraspor

1
輪廻の主体が存在しないのに悪から逃れられない理由の説明が納得いかない。2012/11/29

田中雄一郎

0
インド・グリーク朝のマイナー感2015/09/20

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