内容説明
デモのない社会には、生きた思想は生まれない。半世紀にわたる自身の知の軌跡と実践を通して、「動く集会」=デモの重要性を語る。原発震災後に行われたインタビューも収録。自らの思想のエッセンスをやさしく語った本書は、『トランスクリティーク』『世界史の構造』などの近年の理論的著作への入門としても最適。
目次
第1部 政治を語る(六〇年安保闘争と全共闘運動;思想家として歩む;現状分析;文学の話)
第2部 反原発デモが日本を変える
第3部 デモは未来のための実践
著者等紹介
柄谷行人[カラタニコウジン]
1941年、兵庫県尼崎生まれ。東京大学経済学部卒業、同大学院英文学専攻修士課程修了。1969年、「意識と自然―漱石試論」で第12回群像新人文学賞を受賞。法政大学教授、近畿大学教授、コロンビア大学客員教授などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。