石の叫びに耳を澄ます―中東和平の探索

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石の叫びに耳を澄ます―中東和平の探索

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  • サイズ B6判/ページ数 443p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784582740103
  • NDC分類 319.28
  • Cコード C0022

内容説明

〈イスラエル〉とは何か?〈パレスチナ人〉とは誰か?パレスチナの地の〈平和〉とは?問題の本質と変転する事態の意味を見据えるとき、問われているのは、反セム主義と大国支配に貫かれたわれわれの〈世界史〉である。パレスチナ問題の四半世紀を貫く思索と発言。

目次

遭遇のおどろき
概念化
構造をとらえる
移りゆく視点(パレスチナ民族主義の出現;挑戦を受ける国際政治;国際政治主体として自己主張するPLO;アラブの殺し合い、PLO封殺の照準;重包囲下のパレスチナ人;PLOに退路はあるか;奈落の底に活路を求める;中東和平への前進;ラクダは針の穴を通り抜けられるか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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パレスチナ問題の経過とこれからの解説。ユダヤ教とキリスト教の対立から、ユダヤ教とイスラム教との対立へと、変化しているようでその実全く変化していない国の取り合い戦争が二千年にも渡って続いている。欧米大国の主導で交わされた協定も全く機能せず、民衆によるテロリズムが横行しているのは何故なのかを、歴史を見つめ直すことで明らかにしようとする。板垣雄三氏の論文や論評を纏めたものなのでやや雑多である印象は拭えないが、中東側の「歴史観」に触れるのには丁度良いのではないだろうか。2011/08/04

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